このところ暑さがパタリとなくなって、秋のような風が吹いている。倒れた植木鉢を直したり、位置を変えたりと、毎日の義務的な水遣りと違って、植木を間近で見る機会が増えた。花が咲いて実が生り出したもの、葉っぱが色付きだしたものと、少しずつ変化しているのが面白い。そんな中、花も咲かない、実もつけない「ノブドウ」の鉢がある。お母さんが「紅葉して、実が生ると綺麗」と、どこかで貰ってきたものだ。ジジは、1鉢でも水遣りが少ない方がよいので、この時期になっても全く変化の無いこの鉢は、無用の長物に見えて来る。今朝も、お母さんにそれを言うと、何とかかんとか理由をつけて、この鉢を弁護していた・・・。そんな鉢に先日、大きなアゲハチョウがシールを貼ったように止っていた。綺麗だったので近づいてパチリ。夏も過ぎ、とうとう力尽きたのかと思ったが、UPで2枚目をと更に近づいたら、ヒラヒラと飛び立った。無用のノブドウも綺麗なアゲハ模様の植木鉢に免じて水遣りを続けるか。