夜明け前、雨戸を叩く雨の音で目が覚めた。この降り方だと、今日咲く筈の大きなラッパ状のサボテンの花は、その根元から折れてしまうだろうか。雨はザーッと来たり小止みになったりを何度も繰り返して止むことが無い。その内ウツラウツラしながら又寝てしまった。朝起きた時には雨音は無く、ソーッと雨戸を明けたら、窓の向こうのノウゼンの枝に、ビックリするほど沢山の雨粒が付いていた。案の定、サボテンの花は全滅。雲の上の雨神さん、もうそろそろ手加減してくれませんかねえ。野菜達も十分過ぎるほど水分を貰ったよぉ~。この水玉が今年の梅雨の名残の水玉になってくれぇ~。







