数学の王道

数学研究会代表 数学プロ主任講師の本音

困ったときの絶対値頼み。

2012年12月07日 | 数学
出題者の本音という本から興味あるコラムがあるので紹介します。

出題者の間では「困ったときの絶対値頼み」というのがあります。
絶対値をはずすには場合分けをします。その手間だけ、問題を解くのにも解答を書くのにも
時間がかかって、問題の難易度が高くなります。
「文系では絶対値なしの問題で、理系では絶対値でもつけておこうか。でも、おざなりだなあ。」
と、入試を作りながら言い合ってます。しかし、出題者がよく使う手なので、理系の人、絶対値は必須です。

この文章を読んで、「理系と文系の差は出題者からしてもこんなもの」と僕は思った。
なんか理系は頭よくて、文系は駄目みたいなことを、今の高校の先生が言っているのを聞いたことがあるけど、
絶対値の差だけなんだ!

問題解いてみると解るけど、理系の問題がすごく難しいという感じはない。(確かに難問は理系のほうが多い。)
文系でも難問はあるし、いい問題もそろっている場合が多い。

名大でも理系と文系の問題の難易は、びっくりするほどでもない。
サッカーで例えるなら、日本とブラジルほどの差は大学入試数学にはない。

それなら、理系数学もビビらず、思い切って挑戦しよう!