暇人のぐうたら日記

暇人がぐうたらな日々をつづる

聞こえない音

2020-02-17 01:21:38 | たわごと
音楽、言語でも凡人には聞こえない音がある。耳が良いと言われる人は普通の人には聞こえない音を聞き分ける能力がある。音楽では低音部が顕著であり、和音なんかも普通の人には聞き分けられない。言語では細かい部分の不明瞭な音が聞こえない。語学に優れた人はそんな音を聞き分ける能力をもっている。何れも幼児期に発達する能力で一度身につければ一生物となる。しかし、大人になってからでは限界がある。知能指数は生まれた時から備わっている才能であるが、言語や音楽は幼少期の訓練が物を言う。学校や塾での勉強に力を入れる社会だが、残念ながら勉強で身につけたものは年を経る毎に無意味となる。高いお金をかけても所詮無意味なものとなる。消え去る能力よりも一生物の能力を得るためにお金をかけた方が良い。自分の人生を振り返りつくづくそう思う。凡人は年を取ると役に立たなくなるものだ。少しでも才能があれば

遺言状の罠

2020-01-31 19:08:50 | サスペンス
1年前のある日、母から公正証書で遺言書を書いたからと連絡があった。その際、こちらは兄にあちらはお前にやるからと口頭で内容を告げられた。その内容に特に不服がなかったので聞き流していた。最近、父の様態が急激に悪化したからと連絡があり駆けつけた。その際、遺言書の内容をチラッと口にした。しかし、その内容は先に母から聞いていたものと全く異なるものであり、実際に遺言書を見せるように迫り確認した所、矢張り自分には相当不利な内容だった。早速弁護士に相談してみたが、あまりにも巧妙に作られており遺言状を書き直す以外に策が無いことが判明した。まさに自分が想像した通りの最悪のシナリオが出来上がっていた。まさか、親兄弟に騙されるのかと情けなく思ったが現実を受け入れるしかないと自分に言い聞かせるしかなかった。やるせない思いと無力感だけが残った。金輪際、一切の関係を断ち切る事だけが唯一できる抵抗である。遺言書に効力を持たせるように法律が改正された事により、家族間で遺言書を巡る争いはあちらこちらで起きているいるらしい。くだらない法改正をしてくれたものだ。

資本家の憂い

2020-01-05 10:12:08 | 時事
少子化が止まらない、人口減少が起き始めた。こんなことが、昨年来叫ばれ始めた。完全保育、教育無償化だと子育て支援策らしき政策が打ち出されている。しかし、この流れは止まらない。何故か。それは、人の数を労働力としてしか資本家が見ていないからだ。戦時中の歩兵と同じである。戦時中、戦争に明け暮れた資本家は戦争に勝つ事により国土を拡大してきた。戦争に勝つためには歩兵が大量に必要である。現代は資本家は経済戦争に勝たなければ富を得ることは出来なくなった。そのために労働力が必要なのである。資本家は人を働かせて富を得、政治家は税金で富を得ている。この点において政治家と資本家は一致している。だから、人口が減ることは彼らにとっては死活問題になる。反面、人は機械ではないからその数をコントロールする事は難しい。ましてや戦争に負ければ人は生きるのが難しくなる。生きるのが難しくなれば人は子供を作らなくなる。したがって、人口は減少する。資本家にとって人口減少は負けを意味する。売り上げが減るだけでなく営業が維持出来なくなる。そうなると、戦争に負けたくない資本家の間で人の取り合いが始まる。しかし、資本家にとっては人は歩兵だから役に立たない人は切り捨てる。切り捨てられた人は生きるのが難しくなる。生きるのが難しくなると人は増えない。要するに資本家が人を単なる労働力としてしか見ていない限りにおいて人口減少は止まらない。

トランプのつぶやきと米国事情

2019-12-29 19:18:09 | たわごと
トランプが米国の悲惨な状態をつぶやいた。今やニューヨークやサンフランシスコ等の大都市を中心にホームレスが急増していると。行政機関はなぜ対処できないんだ、俺なら簡単に対処できるのにと、他人事の様に。米国の株価は市場最高値を更新しているのにホームレスが急増しているのは何故か?都市部の物価、住宅価格が高騰し中流階級を直撃しているからだ。更に、ニューヨークでは老舗の店舗が廃業に追い込まれ空き店舗が急増している。都市部から離れた所に移住する市民が増えて、ゴーストタウン化している。摩天楼がそびえ立ち、ネオンに包まれた輝く都市に見えるが、内情は悲鳴をあげている。果たしてこれを他山の石と見るか?大統領はツイッター好きで何でも呟く癖があるが、日本の政権幹部は隠蔽工作する癖があるから極めて危険だ。2000年問題の様に呟いた時には既に手遅れになっているだろう。

クレイジーな1年

2019-12-29 19:01:42 | サイエンス
もうすぐ1年が終わる。早くも令和二年になるのか。しかし、令和元年はクレイジーな1年だった。何がクレイジーかって?政治も経済も社会も何もかもがクレイジーだった。政治は無茶苦茶政権崩壊状態、経済は悪化してるのに株価は異常に上げつづけ、社会は混乱状態で法も秩序もあったもんじゃない。世界的にも混迷を極め、地球環境は悲鳴を上げ始めた。しかし、そんな事知っちゃいないってばかりに経済成長だと金をバラマキ続ける国ばかり。災害が起きても素知らぬ顔、悪政なのに選挙では圧勝する。何ともクレイジーな一年だった。恐らくクレイジーな1年は今後も続くんだろう。いつか本当にマズイと誰もが気づくまでは。それまでは赤信号みんなで渡れば怖くないって突っ走り、橋桁が崩れ落ちて濁流にのまれて初めて歩みを止める。歩みを止めたらそこで終わりなのに。