年金額据え置き:繰越制度を初適用 価値は目減り
一方、議員年金を復活させようという動きが自民党内にある。どうやら、国会議員は落ちたらただの人になり、生活保護受給者者もいるからだという趣旨らしい。当たり前だろうと言いたい。すべての人がただの人であり、職を失えば生活保護受給者になる人もいる。
谷垣氏のように自己で事故を起こし、議員辞職した人だって障害者として生きていくしかない。これが、自民党の言うところの弱者排除理論だろう。国が富むためにはある程度の犠牲は仕方がないということである。ならば、普通の年金をカットするぐらいなのだから、議員年金復活というのはお門違いである。議員を特権階級者とでも思っているのだろう。最近は、2世、3世銀河多くいる。自分の力で議員になった人は野党で役に立っていない。親譲りの議員には当然自分は特権階級だ、選ばれ士者という、一般庶民とは違うという意識が植え付けられている。
しかし、議員も年を取ればお迎えが来るし、いつまでも議員が続けられるわけでもない。いつになったら、単なる高給取りの職業に過ぎない、ただ一般人よりも定年がない分恵まれていると考える日が来るのか。おそらく公務員の給料が税金の半分は占めていることだろう。これを非正規の税収程度まで削減しないと、プライマリーバランスは決してゼロにならない。