暇人のぐうたら日記

暇人がぐうたらな日々をつづる

格差という暴力

2018-08-29 22:49:43 | たわごと
格差社会が叫ばれて久しい。一向に改善される気配がないばかりか、益々拡大している。学生はより良い待遇を求めて大企業志向が強まり、学歴による格差は社会問題となっている。
格差社会は、権力者が力に物を言わせて弱者を還付なきまでに痛めつける行為であるから、格差というのは所謂イジメの構図と同じである。したがって、格差は社会が産んだ産物のように他人事の様に語られるが、イジメと同じ暴力なのである。
かつては勝ち組、負け組という言われ方をした時期もあったが、これは露骨過ぎたので言い方をより格式高い言い方に変えたのだろう。
政治の世界が最も酷い状態であろう。官僚も含め彼らは最も強い権力を有しているにもか変わらず、何度も国民を欺く不祥事を起こしている。にもかかわらず、誰一人として責任を問われることもない。それどころか、裏切り者はトコトン痛めつけられる。だから、誰も逆らえないばかりか、声を上げようともしない。
恐らく、彼らの中には負け犬の遠吠えにしか聞こえないのだろう。
こうしたイジメの構図は経済界や大学組織とあらゆる所に満エイし、私物化されている。
逆らえば、排除されるから声を上げるのも勇気がいる。もしかしたら、勝ち組と思っている権力者の方が弱虫のヘタレなのかもしれない。
何れにしても、格差つ言う暴力を追放しないと大変な争いが起きる可能性がある。
それは、過去の身分制度と同質のものであり、歴史が証明している。

日本は必ず米国の標的の的になる

2018-08-29 15:24:46 | たわごと

安倍政権の3選が確実になる中、日本は北朝鮮、中国と独自に交渉を始めた。おそらく、中間選挙でトランプ敗退と踏んだのだろう。米中貿易戦争が繰り返されているのに、電気自動車の分野で中国と協力するというニュースが入ってきた。さらに、北朝鮮との極秘会談については米ワシントン紙にすっぱ抜かれたにもかかわらず、その内容を明らかにしようとしない。

明らかに米国の顔に泥を塗るようなことになり、おそらく報復は覚悟しなければならない。同時に、日本大本営は一気に軍備を増強し、自国は自国で守ると言い出すことだろう。これこそが、米国との戦争の火ぶたを切ることになる。

米国からしてみれば、小国イエロー・モンキーの国がふざけてやがる。いろんな手段で一発ぶちかましてやれとなるだろう。関税障壁から、通貨高、株の売り込み、と経済的に打撃を食らわし、それでもダメなら軍事行動い出るだろう。これには、EU欧州も助け船にはならない。

自爆である。安倍政権は意外と早く終わるかもしれない。

 


夏草や兵どもが夢の跡

2018-08-27 16:05:56 | たわごと

風が吹けば桶屋が儲かると良く言うが、こう暑いと電力会社が儲かって仕方がない。節約しようにも我慢できないくらい暑い。暑くて眠れないから、仕方なくエアコンをつけっぱなしの状態で寝る。電力各社はLNGや原油の高騰により値上げしたから、儲かって仕方がない。先月も今月も電気料金は優に1万円を超える勢いだ。未だに終わりが見えない。ソーラーパネルも初期投資が掛かるし、痛い出費である。

おそらく企業は光熱費を節約するために自宅勤務を促進するだろう。そうすれば、無駄な経費を少しでも減らせる。そうやって、意図せずとも働き方改革が進められることになろう。果たして、家で仕事をした際の光熱費は経費として請求できるのだろうか。そういう議論もないまま、一方的に経費節減のために自宅就労、残業ゼロが進む。

電力会社としては、思わぬ追い風が吹いたことにさぞかし笑いが止まらないだろう。喜んでられるのも今のうちだろう。これから、死人が出るくらいに暑くなる。喜んでる場合ではなくなるが、もはや手遅れである。

地球は、せいぜい後10年で限界を迎えるらしい。

「夏草や兵どもが夢の跡」 松尾芭蕉


猛暑の次に来る脅威

2018-08-26 18:04:59 | たわごと

40度を超す猛暑が続いている。エアコン嫌いの人も節約のためにエアコンを使わなかった人も耐えられずにエアコンに頼ったことであろう。

日中の直射日光と暑さによ農作物も被害を受けており、農作物の栽培に必要な水も干上がっている。台風の影響で各地で水害もあり、農作物は被害を受けている。

そうなると、米を含む食べ物が高騰する。海水温の上昇から水産物の漁獲高が年々減少しており、食品の価格が上がり始めている。インフレ率は、生鮮食品は除く耐久消費財の価格で示されるから、物価が上がらないと言っているが、明らかに物価は上がっている。しかも、生活に直結する食品の価格が上がっているのだから、庶民感覚とはかけ離れたものである。

要するに、酷暑の次に来る脅威は水不足と食糧難であろう。冷凍技術が進んでいるから輸入すれば良いと思うかもしれないが、世界的に同じような現象が見られる。しかも、農産物は輸入依存度が肉などに比べて低い。水も政府が民営化を検討しており、近い将来には電気、ガス並みに料金が上がるだろう。

そうなると、庶民の暮らしは益々苦しくなり、貧乏人は生きていけなくなる。少子化に拍車がかかり、年金は破綻し、高齢者人口も減少するだろう。

孤独死やら野垂れ死にして放置された遺体が増加し、廃屋が放置されたままになり、飢饉さながらの地獄絵図が広がるかもしれない。

人類は第2の地球を探し求め、選ばれし者のみがノアの箱舟に乗って新天地を目指す日も遠くないかもしれない。

そんなことを考えざる負えないほどの酷暑が続いている。これほどまでに、秋が来るのが待ち遠しかったことはこれまでにあっただろうか。思わず温度計を見る。35℃だ。身体が焼けるように熱い。体温を上回ったら危険領域である。人間の脳も生存本能が働き、凶暴になるのかもしれない。あちらこちらで、いざこざが絶えない。

世も末である。


間違った民主主義

2018-08-24 17:59:54 | たわごと

自由民主党、立憲民主党、国民民主党と民主と名の付く政党が多いが何故だろうか?

民主という名をつければ民主主義を強調し、国民のための政治をやってますよと言いたいのだろう。国民の間でも、選挙で選ばれた議員が集まって議論し、多数決で決められたのだから民主主義国家なのだろうと思っているだろう。では、地方自治体は何故、住民が首長たる知事をリコールできるのか。それは、住民の生活に直結する行政の長を住民が監視するためである。では、国会議員は何故リコールできないのか。それは、議員が各議員が国民の代表者であり、国会が行政を監視する機能を果たすことが約束されているからである。果たしてそうなっているだろうか?否である。そもそも、民主主義そのものの認識が間違っている。

民主主義と対立するしくみは国家主義である。国家主義とは、国家がすべてを支配し、国家の決めたことに国民は従がわなければならないというものである。王政の時代は国家主義に支配され、国民は国家に抑圧され、国家は腐敗しきっていた。

そこで、国民が自ら決起し、国家と戦って勝ち取ったのが民主主義である。いくら選挙で選ばれたものが、議会で多数決で行ったとしても、国家が暴走し、無謀な法律を作り上げ、強制的に従わなければならないのであれば、国家主義と同じことになる。

米国では、囚人ですら権利を主張し、ストライキを行う。国家の不当な行為には、民衆自らが声を上げ、反旗を翻すことが認められる。果たして、現状はどうであろうか。国会会期中だけ、デモやら抗議行動を起こすが、国会が閉じれば何も問題が解決されていないのに、民衆も野党議員も何もなかったかのように静かになる。これでは、まともな民主主義とは言えない。国家の好き勝手になるのは当然である。本当に民主国家を目指すならば、国会が開いていようと閉じていようと関係なく問題が解決されるまでとことんボイコットするのが当然であろう。

ただ単に、集会を開き声を挙げても、辞めてしまってはそれを認めたのと同じことになる。一体、あの騒ぎは何だったのかということになるだけであり、エネルギーの無駄である。

残念ながら、今の国家は民主主義ではない。国家主義である。国家が決めたことだから仕方がないと諦めるのなら、何もしないことと同じ。次の選挙まで待つしかないのであれば、待っても何も変わらなければ受け入れざる負えないのか。その間に国家が暴走したらその時はもう手遅れになる。

果たして、数年後には無事でいられるか。マスコミもメディアもバラエティしか流さなくなり、臭い者には蓋がされ、目には見えないように巧妙に数字が誤魔化され、美辞麗句に踊らされる。

国家主義とはそのようなものである。

石破氏、訪日客90万人目指すアベノミクスと一線自民総裁選

茶番だ。