久しぶりのプチ遠征で、ヤマセミ狙いです。
早朝3時半起床、4時出発。(実はこれって、既に遅すぎでした)
午前5時20分現地到着、5時30分カモフラテント設営完了。4時半にはすでに周りは明るくなっており、スタートから失敗です。
ここから苦闘の8時間、実況中継風に掲載しますので、少しでも私の苦闘を理解してください。
午前11時までの5時間30分、ヤマセミは2回ほどテントも前を通過。(テントのなかで、カメラは三脚にセットしているため、通過の撮影は無理です)朝から保温ポットに入れてきたモカコーヒーも底をつき、諦めかけたその時、3回目の通過、これを逃してなるものか。じっくりと行き先を確認すると、40m先の林の中に。
ファインダーを覗き必死に(?)探しました。
いました見事に枝葉被りのヤマセミが。
前方の枝と葉っぱに隠れてカメラのオートフォーカスは利きません。
幸い風が強くなってきたため、枝が揺れて時折ヤマセミの姿が確認できます。こうなったら、マニュアルフォーカスで!!
慣れないMF、なかなかうまくいきません。
風よ吹け!
やっと全体が。
悪戦苦闘の10分間でした。まあ、証拠写真程度でしたが、4月以来のヤマセミが確認出来て、まあ、一応の成果がありました。
テントの中で昼食、すると急に自転車のブレーキ音が・・・。
カワセミが同じところの下方にいます。(カワセミは飛ぶときに、自転車のブレーキ音のような鳴き声を発します。)
逆光なので、・・・。
ヤマセミとカワセミ、2種類の翡翠です。
ちなみにカワセミは「翡翠」、ヤマセミは「山翡翠」、もう一種類のアカショウビンは「赤翡翠」ということで、いずれもあの宝石の翡翠という字があてられてます。
下界は30℃を超す猛暑の中、渓流では割と涼しく快適な撮影でしたが、午後からはテントの中は蒸し暑くなってきたので、午後1時半に撤収しました。
ハラハラ、ドキドキの一日でした。