goo blog サービス終了のお知らせ 

とうげいの茶屋

Sunao Koizumi  
小泉すなお

サンダーバード博、観に行ってきました

2013-09-24 | アート
サンダーバード博、最終日にすべりこんで行ってきました。

予想通り、会場は・・・
「昔の少年」による撮影大会となっておりました。

白状すると、私自身はリアルタイムで見たことはありません。

でも家のなかには、1号から5号までずらりと飾られています。
サンダーバード好きの知人が、私の息子に良かろうと
古い基地のプラモや(少々お宝感あり)おもちゃを揃えて送ってくれました。
おかげで観てないにもかかわらず、少し身近な存在でもあり
今回、どうしても本物を見に行きたかったのでした。

50年前にこれほどのものを作っていたとは。
リアル感を出すための、当時の制作者の苦労も伝わってきました。

それにしても・・世界平和が一家族に委ねられてるなんて!


七夕演奏会とモール人形

2013-07-02 | アート
今日は大宮からニューシャトルに乗ること15分、丸山駅まで。
埼玉県立がんセンターにて行われた「七夕音楽会」に行ってきました。
テノールの石井修さん、伴奏の石井英子さんによるボランティアのコンサートで、
演目は他にもコーラス、太極拳演舞などがあり、豊かな時間を過ごさせて頂きました。

会場の人も一緒に参加する場面もあり・・
お腹の底から歌うのって、何年ぶりだったか。でも声出すのって気持ちいい~!

今回石井さんご夫妻は、聴いて下さった患者さんやご家族の方に
「コンサートにお越し頂いたしるし」のようなものをと、
モール人形をプレゼントする事を考えてらっしゃいました。

お二人には、私も展示会でコンサートをして頂くご縁があり
私も是非にと、人形作りを少し手伝わせて頂く事になったのでした。

でも人形も数百という数が必要で、より多くの方に手伝って頂きたいとの事。
私からも手仕事のお仲間や、小学校のお母さん方に、お手伝い頂きました。
(みんな、ありがとう~!!)

作り手の個性の出た、色とりどりのモール人形。
どれも飛び出して行きそうに踊ってて・・・とても喜んで頂きました!
実際にお渡しする場面に立ち会えて光栄でした。

実はこのモール人形作り・・すごく奥が深~いのです。そしてハマります!
作った人でなければ分からない、不思議な魅力はまたの機会に。

アート作品?

2013-04-17 | アート
袋からゴロゴロと出てきたそれは、
予想していたのとは違い、マーブルに金箔?が張られたようなアート作品でした。
・・これ、箱根大涌谷の「温泉黒たまご」です。
温泉卵って真っ黒じゃなかった?
向かいの観光客が食べてたのは、確か黒かったはず・・


早起きした日曜日、天気が良かったので、思い立って箱根に行ってきました。ポーラ美術館とロープウェイで大涌谷へ。
この日は強風で、もうすこしでロープウェイは運行中止。峠を越える時にはかなり揺れて、車内は恐怖の声が上がっていました。

卵が恐ろしく売れており、かぶりつく観光客、客、客。
1つで7年寿命が延びるんだそう。
5個500円の列に、思わず並んでしまいました。

土産の定番を持って帰り、その日は食べずに翌朝袋を開けたらこの様子。
(よく見ると、袋に時間が経つと褪色しますと書いてあったけど?)
ほーと声をあげて、しばし見とれておりました。
不思議で綺麗なタマゴでした。

越後妻有アートトリエンナーレ

2009-08-30 | アート
越後妻有に「大地の芸術祭」を見に行ってきました。

棚田広がる里山に、国内外から約300点のアート作品が集まり
古民家や廃校を利用したり、自然の緑にそのまま溶け込む作品だったりと
あまりの範囲の広さと多さに、見れたのはその何分の一という感じ。

ダイナミックな作品が多く、非常に見応えのあるものでした。
精力的に見て回った、アート三昧の3日間。
四年ぶりの旅行(なんと出不精!)としては、最高の選択でした。




川村記念美術館

2009-05-13 | アート
カレンダーではあんなに休日があったのに・・

旅行に行くでもなく、毎日少し贅沢な食料を買い出しに行き
これまたすこし気合いを入れて晩ご飯を作る・・という
日常に毛が生えた程度のGWだった。

自宅暴食週間の中、1日だけちょっと遠出をした。
千葉佐倉にある川村記念美術館に「マーク・ロスコ展」を見に行った。

この人の作品は、それ一枚で見るのではなく
一部屋を、他の作者の作品と一緒にせず、
その人の作品だけで壁を展示し
包み込むような空間をつくる事に意味があり、作者もそれを強く望んでいたという。

ぱっと見、赤茶や黒一色に塗られた大きな四角、
それが何枚も飾ってあるだけなのだが
静かにずっと見ていると、その赤の中にいろいろな赤を見いだし
前面に出てくるような不思議な感覚にとらわれる。

つい力が入って、私は絵は一生懸命観てしまうのであるが
(これは全然上手な見方ではありませんね)
今回は「ただ身を置いていた」

写真は、美術館の庭に咲いていた藤の花。きれいでした。







抱かれ枕

2008-01-14 | アート
お天気がいいので、午後からでも美術館かどこかにと思いたち
木場の現代美術館に「SPACE FOR YOUR FUTURE」を見に行った。

エルネスト・ネトの「フィトヒューマノイド」という作品を体感する。
柔らかい素材で出来た、穴の空いたクッションのようなもので
その穴に腕を通し、自ら着る枕のようなソファーのような・・・
そのまま包み込まれて横になることが出来る。

自分の体の形に変化し、しっかり包まれるわけで
何とも不思議な感覚で気持ちよく・・・
ひとつ欲しくなってしまった。

この人のインスタレーションを他でも見たことがあり
柔らかい素材と作り出す曲線に、自分が生物の中にいる感じがしたのを思い出した。
どこかでチャンスがあれば、ぜひ他の作品も見たいと強く思った。



てんてんぐーす

2007-10-23 | アート
浦安のギャラリー「どんぐりころころ」に、「てんてんぐーす展」を見に行く。
この展示会、漫画家の細川貂々さんとアーティストの大内ぐーすさんの2人展。
貂々さんのイラストや、スノードーム、マトリョーシカ、
ぐーすさんの彫金、七宝焼など、可愛い作品が沢山飾られていた。
楽しいひとときを満喫。

このギャラリーのある浦安のフラワー通りは、細い通りの商店街なのだが
昔の漁師の家が残っていたり、銭湯、老舗の江戸前そば屋があったりと
なかなか風情があり、ぶらぶらと歩いていると楽しいのだ。

浦安=ディズニーランドという印象になってしまうが、
昭和30年代までは漁師町で栄えていたらしい。
その名残が、そこかしこに・。
帰りに浦安名物「焼き蛤」をお土産にと思ったら(これも串刺しつまみ系?)
店が閉まってて買えず。ちょっと心残り。


ぐるっとパス報告

2007-10-17 | アート
東京の美術館博物館の入場が、割引や無料になる「ぐるっとパス」
とうとう期限が来て、タイムアウト。
果たして2ヶ月間という期限付き、活用出来るのかなと思っていたのだが
がんばって10館廻る事が出来た。

この中で初めて入った場所は、上野の奏楽堂と有明のパナソニックのリスーピア。
リスーピアは理数系の体感型ミュージアムで、規模は小さいけれど、なかなか面白く
小学生の子供とかいると、喜ぶだろうなあ。
大人の私がハマったのは、液状の砂鉄(のようなもの?)の磁場を変えて
形を変化させるもの。ターミネーターのような不思議な動きで
飽きずにずっとやっていた。

上野方面ばかりで、目黒・両国方面には行かれずちょっと惜しかったかな。
普段お金を出してまで入ろうと思わない所に、入れるのが良いところかも。
近いうちにまた購入しようっと。



牛乳を注ぐ女

2007-10-04 | アート
ご近所のお友達と国立新美術館に「フェルメール・牛乳を注ぐ女とオランダ風俗画展」を観に行った。

フェルメール作品はこの1点だけ。
でもこの1点、小さいながらもすごい存在感だった。
その色遣いの鮮やかな事。ミルクが本当に垂れているかのような質感。

他の風俗画は、描かれている人を強調させるためか
背景が暗く、全体的にも濃い印象になっていたし
ライトの当て方も違っていたと思うが、それでもやはり別物だった。
光輝くような1枚だったのである。

写真や印刷物でたくさん観ていたのに、実物はやっぱり違う。
秋の展覧会シーズン、意欲的に行かなくてはと思った1日でした。

長屋に触れてきました

2007-09-28 | アート
腰がまだ痛いのをだましながら、「ぐるっとパス」消化のため
上野公園の「下町風俗資料館」へ。

ここへはもう何度も入っているのだが
大正時代の下町の長屋を、こじんまりとした館内に再現していて
これが狭いながらもギュッと凝縮された感じで、実に楽しいのである。

博物館・資料館によくある「建物」の再現の場合、
土間は入れても和室は「ご遠慮下さい」だったり、
調度品は「お手を触れられぬよう」がほとんどだが、ここは違う。
「どうぞお入り下さい、靴は脱いでね」
「使ったモノは片付けてね」といった感じなのである。
かなり自由に楽しめるのだ。(もちろんそうではない場合もありますが)

「どうぞ寄っていってね」の気安さが、まさに下町っぽく
つい上がり込んで、毎回、卓袱台の上におかれた急須を手にとってしまうのだった。

写真は商家に展示されている「下駄の花緒達」
今見ても、おしゃれ。