とうげいの茶屋

Sunao Koizumi  
小泉すなお

2011陶芸道場

2011-08-06 | こねもの・陶芸
毎年回を重ねるごとに、人数が増えていった、正福寺の陶芸道場。
70人!の子供が集まり、揃いのTシャツを着てのイベントに。
浦安市長さんにも来て頂きました。

製作は毎回楽しく、経験のある子達は「ねえ、好きにやっていい?」と
どんどん勝手に作っていくのもいいところ。
個性的なシーサー面もたくさん・・。
ずらり並んだ顔・顔・顔は、愛嬌のあるものばかり。


以前から10回目なので、記念となる道場に!との話をしていました。
でも3月の事があったので(正福寺も被害にあっています)
今回は震災に遭われた方々に慰霊の気持ちを込めた
お経を皆で唱和し、作った「シーサーのお面」に念を込めるためのお経を
副住職の田中貞真さん方が唱えるという事になりました。

5分ほどの長いお経を読むのは、私も初めての経験。
大勢の子供らの、元気よくお経を詠む声は心に染み入りました。
そして、その後に続く貞真さん方3人の念仏・・・

仏様と唱える人との間に(特等席?です)座らせて頂き
貴重な体験をさせて頂きました。
3人の声がぴったりと揃い、力強くリズム良く進んでいく・・。
「念をこめるお経」というのは、お葬式で聞くのとは全然違うのですね。
迫力に圧倒されました。
その場の空気がエネルギーに満ち溢れるよう・・
子供達も何か感じていたのではないでしょうか。

写真は、製作前の説法を聞いているところ。
子供がたくさ~ん!の図。











7月まとめ

2011-08-02 | こねもの・陶芸
前回食べ残しの芽が伸びた里芋の写真をとりましたが、
あれは無事、植木鉢に植え替えられました。
遅ればせながら買ってきたゴーヤーの苗も、ぐんぐんと伸びてきて
1メートルほどになりました。
緑化計画は進んでいます。

この7月は土いじりをしながらも
合間合間に、相方の仕事(建築設計)の細かい手伝いをしておりました。
茶室の壁全面に手すきの和紙を、壁紙として貼ったり(素人衆4人がかり!)
壁面に飾るクッションのパネルを作ったり・・
専門的な事は無理としても、工作的なものは不器用では無い!
(ここは厚かましく、でも思い切って言っちゃおう)という自負があるので
図々しくも、ここは私の出番だろうと。
(というか、ただ工作やりたいんですよね。)

「こういうものを作りたい」とイメージしたものがある場合
それをどうやったら形になるのか・・
素材を選び、試作を作り、原寸大でも出来るのか、どうやったら綺麗に収まるのか。
これを、あーでもない、こーでもないと考えながら作業する時間はやはり楽しい。
そして、実際のものとして出来上がった時は
迫力もあり、作り上げた充実感もあり・・
そんなこんなの7月でした。

さて、8月は4日、恒例となった浦安の正福寺さんでの陶芸道場です。
今年は10年目!ということもあり、人数も多く盛大にやります。
今回の震災では、浦安は被災地になりました。
慰霊の気持ちも込めて、いつもとは違う道場になります。