いえねこ修行

野良猫や人が苦手な猫たちは果たして『人間との生活』に慣れるのか?
人馴れ修行の様子を綴る猫お預かりボランティア日記。

歳三、甘える

2015年12月25日 | 預かり猫

甘えん坊だけど

自分からは甘えてこない歳三。

 

基本的に待つタイプ。

 

じーーーっと見つめて

視線で

「撫でて…!」

「遊んで…!」

と静かに訴えてくる。

 

だけどここのところ、

 

 

ちょっと

自ら甘えてくる努力も試み始めた模様。

 

 

 

私が座ってテレビを見てると

 

 

そっと近寄ってくる。

 

(スウェットと胡坐、失礼します)

 

 

 

 

 

腹モフの誘惑、

振りまいてきます。 

 

 

前まで

ここまでは近寄って来ませんでした。

 

ちょっと離れた猫ベッドやキャットタワーから

無言でおねだりして歳三が

 

どんどん甘え度アップ!

 

 

逃げ癖も減ってきました(´∀`)

無くなってはいないですが。

 

 

まだ足にそっと手を添えるくらいだけど

近いうちに膝に乗れるかな?

 

まだ膝に乗せると走って逃げます(-∀-)

 

 

 

遊び方も

積極性が出てきてます。

 

先週あたりから

遊ぶの大好きだったアズオも

思わず譲ってしまうくらいの勢いになりました。

 

 

 

 

動画↓

 

 

 

後は…

もうちょっと太れればなぁ

 

 

長毛なのに

ウエストラインすっきりに見える(・´з`・)

 

 

 

さて

 

歳三とレモンが

今週末も譲渡会に参戦予定。

土曜日曜、2日連続です。

 

 

今年最後の譲渡会。

宜しくお願いします(´∀`●)

 

 

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レモン、ちょっとずつ

2015年12月24日 | 預かり猫

「むむむ…」

 

 

レモンさん、

警戒中。

 

 

ここは

 

 

ケージの外。

 

 

ちょっとずつ

エリア拡大中。

テリトリー外への耐久性を鍛えます。

 

まったく動けません。

 

でも多少周りを見る余裕は出てきてるんですけどね~。

(ほんと多少だけど)

 

 

広い地面に降ろされると

パニックになるけど、

箱の中ならジッとできるので

一先ずこの寝床で練習。

 

 

 

 

ふと見ると

 

 

 

 

そこのお兄さん、

邪魔です…笑

 

 

ここ数日で「構って病」炸裂の歳三。

 

レモンを撫でてると

間に入ってきました(*-∀-)

 

 

レモンさんも

一匹でジッとしてるより

歳三が近くにいたほうが

心に余裕出るようなので

良いんですけどね(^^;)

 

こういう特訓をすると

しばらくヘソを曲げるんですが

何度かやってるうちに

立ち直りが少しずつ早くなってきてます。

 

ただ調子に乗って特訓の時間を

増やしたりすると

怖がって動けないレモンが

膀胱炎とかになる可能性もあるので

やりすぎ注意。

 

びびりには焦りは禁物。

 

 

 

 

さてさて

こちら

 

譲渡会でいただいた

支援物資。

ダイエット食いろいろ!

 

ありがとうございます(´∀`)

 

レモンさん用にいろいろ貰っちゃいました。

 

 

 

セルライト撲滅運動。

 

ダイエットフードを避けて食べるレモン。

気に入るのがあればいいなぁ。

 

食べたとしても

セルライトが落ちるか否か。

直ぐには無理だし…道のりは遠い( ノД`)

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アズオ、我が家での修行終了

2015年12月23日 | 預かり猫

アズオの爪切りをしました。

 

結構大変です。

 

以前のときは辛うじて前足だけできたけど

途中で飛んで逃げて終了。

 

抱っこが苦手なんですが

爪切りで更に嫌さ倍。

前回はこれで齧られかけました。

 

さて今回は…!と

覚悟を決めて挑む。

 

 

結果

 

捕獲はできても

爪切りまで到達できず(´-ω-`)

 

簀巻きにしようにも

力強すぎて

思い切り暴れるとタオルケットでも

包みきれません。

(毛布だと爪切りしにくいし)

 

 

散々

「捕まえる」と

「逃げる」を繰り返してたら…

 

 

 

 

キャットタワーの一角で

切らせてくれました( ´_ゝ`)

 

肉球、超真っ赤。

汗びっしょり。

 

過呼吸になりそうな勢いでした。

 

どんだけ嫌なんだ…( ´△`)

 

 

前切ったときは

ケージの中にいたときに

簀巻きにしたら出来たんだけど

 

自由を謳歌し過ぎて

『捕獲』作業がプラスされたことで

より怖くなってしまったんですね。

 

普段は前足を握ると振り払われたけど

今回逃げ疲れたアズオは

寝た状態で切らせてくれました。

 

抱っこに慣れるか

今回みたいに

手足を握られることに慣れると

いいんですけどね~。

 

 

でも

捕獲作業で大興奮なアズオですが

前回のように

私をわざと噛もうとしたりすることはなくなりました。

 

それに爪切り後

直ぐに機嫌が直った(笑)

 

 

 

 

 

 

また成長。

 

偉い☆´∀`☆

 

 

そして

 

こんなに興奮しても噛まないアズオを

 

あんなに「噛む猫」にしてしまった

以前の環境がどんなのだったのか。

 

考えてしまいます。

 

 

爪切りさせてくれたアズオに

ご褒美。

 

茹でささみ。

 

 

 

 

 

爪切りもして

準備も整ったので

 

翌日

 

 

出発。

 

 

 

アズオの元々いた

保護先であるNPOの猫カフェ

2ヶ月半ぶりに帰しました。

 

 

 

 

緊張しまくってましたが

興奮することなく。

 

 

触ると

気持ちよさそうな顔したし

すぐ落ち着きそうな感じかな?

 

がんばれー。

 

 

 

アズオはこれから

里親さんのもとにいくまで

猫カフェで過ごします。

 

人馴れ修行第2段かな。

たくさんの人に親切にされて

もっと人が好きになるといいね。

 

 

 

 

 

来週あたりに

また会いに行ってきます。

来週どうなってるかな。

 

 

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アズオの勘

2015年12月22日 | 預かり猫

アズオは我が家を23日に卒業し、

元の施設に戻ることになってます。

 

 

人馴れ具合は…

 

わりと触らせてくれる許容範囲は

拡大し続けてはいるんですが

 

その反面、

最近のなんだか変な空気を

察知してる気がします。

 

ここ数日挙動不審なアズオ。

 

 

 

 

一貫して

喉ゴロゴロ鳴らして

撫でさせてはくれるんだけど

 

「撫でて」とも

おねだりされるんだけど

 

どことなく

「う~ん…」って表情を崩さず

漂う緊張感。

 

以前も変な顔は多々してたけど

それとは違うテンションです。

 

 

オモチャ遊びもするけど

深みにはまらないよう

気をつけてる様子。

 

盛り上がりきらない。

 

(その代わり夜中は一人運動会で盛り上がってるみたいだけど)

 

 

そろそろ戻される気配を察してるのか

 

それとも

爪切りしようとしてる

私の気配を感じてるのか…(-∀-)

 

 

この前まで

ひょいっと持ち上げることは楽にできたのに。

(そのあと暴れたとしても)

 

最後の追い込みをしようと思ってたけど

なかなかさせてもらえず。

このまま抱っこできずに返すことになりそう。

 

いろいろ

複雑な環境で生きてきたから

人の気配に敏感な気がするアズオ。

 

完全な安心を

教えてあげれなくて

申し訳ない。

 

あとは施設(猫カフェ)に戻って

たくさんの人に撫でられて

「人はみんな怖くない」

ということを覚えて欲しいと思います。

 

 

 

顔を隠してるつもりの

おちゃめなアズオ。

 

 

最近の成長といえば

私が布団に入ってるときでも

乗ってくることが出来るようになったことかな。

 

 

↑未確認生物的に撮ってみたアズオ

 

明るいと来ないけど。

オモチャで釣らないと来ないけど。

 

そのうち

アズオが未来の飼い主さんと

安心して添い寝できる日が来ることを

願います。

 

 

明日出発(施設戻り)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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幸之助

2015年12月21日 | 里親通信(卒業ニャンコ報告)

昨日の譲渡会

中抜けした理由は

 

 その前の譲渡会で縁が繋がった幸之助

新しいお家にお届けするためでした。

 

 

私もお預かりしていた時期があったので

同行のお誘いをもらえたのです。

 

 

幸之助は

今年の5月下旬くらいに

 

「凶暴で危険な猫を保護したんだけど、預かれる?」

 

との某代表さんからのSOSの電話を受け

受け入れました。

 

基本、

保護できるキャパ内であれば

来るもの拒まない私なので(笑)、

2つ返事でOKしたわけですが、

 

「ホントにいいの??危険だからね!暴れるからね!流血事件起こしてるしね!!」

 

的に何度も確認されまして(^^;)

 

どんな猫が来るんだろう…

 

と楽しみ…

いや、

ドキドキしながら到着を待っていました。

 

そして来たのが幸之助です。

 


 

↑初日の幸之助

 

 

幸之助は

ある高齢者が飼っていたそうです。

 

※因みに

実際の名前が分からないので

私が勝手に幸之助と名づけました。

 

 その高齢者が病院に入院し

(後に亡くなったとききました)

家に残されていた幸之助。

 

飼い主が急にいなくなった部屋。

 

それだけでもわけが分からないのに

やっと人が来たと思ったら

知らない人たちがたくさん(民生委員)。

 

怖くて逃げ回っていたところ

何日か後に捕獲。

 

知らない場所の

狭い箱に閉じ込められ、

(保健所)

 

パニックになってしまったと思われる幸之助。

 

威嚇や猫パンチ。

 

そして

保健所の担当者に

思いっきり噛み付いてしまいました。

 

その事件で

職員の方たちに完全にビビられ

『譲渡不可』と判断され、

処分と決定。

 

ケージの中には睡眠薬入りのご飯が置かれ

カウントダウンが開始。

 

それを

その地区で動いていたボラさんが発見し

不憫に感じ

ギリギリで保護した子でした。

 

高齢者の突然の入院や死亡により、

事態の異変に動揺し

飼猫が豹変してしてしまう事例は

少なくないです。

 

幸之助も

その一例。

 

落ち着けば大丈夫。

 

とは思っていました。

 

…が、

 

なんと

預かった翌日には

スリスリのゴロゴロでした(-∀-)

 














さすがに初日は

緊張していましたけどね~。

 

しかも

お膝大好きの

超甘えん坊

 

基本検査と

去勢手術が終わって

初めてケージから出してフリーにした時、

 

隠れもせず

探検すらせず

 

まっすぐお膝に乗っかってきました。



 

むしろ

人が好きすぎて

近づきすぎるために

まともな写真が撮れないくらい(-∀-)





近い近い!ストップ!

 

↑フリーにしてからは

毎朝これで起こされました(笑)




 

こんな子が

『凶暴猫』として

殺処分されるところだったんです。

 

保護されて

良かったです。




思った以上の甘えっぷりで

誰にでも甘えられるようになっていたので

もう他でも大丈夫と思い

数ヶ月後に他の預かりさんに空きがでたので

お任せしました。

 

そして譲渡会に出続けていた幸之助。

 



保健所のトラウマからか

狭いケージが凄く嫌いだったので

(普通のケージも苦手だったけど)

譲渡会ではなかなか甘えん坊っぷりを

アピールできなくて

ちょっと時間がかかってしまいましたが

 

先日やっと

赤い糸が繋がり、

 

幸之助にベタ惚れの新しい家族ができました。

 



 

お別れ時は

まだキョロキョロするのが精一杯だったけど

きっと直ぐ慣れると思います。

 

早く慣れて

お膝堪能してね、

幸之助。

 

 

 

猫も波乱万丈な子が多々います。

 

「凶暴」の一言で片付けずに

できるだけ殺処分がなくなると嬉しいです。

 

そして、

 

高齢者の方、

たとえ若くても一人暮らしの方はですが、

ペットを飼いたいというなら

自分にもしもの事があった時に

その子のことを任せられる知人を見つける等、

行く先を考えておいて欲しいなと思います。

 

 

幸之助

お幸せにヽ(*´∀`*)ノ.+゜

 

 

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