いえねこ修行

野良猫や人が苦手な猫たちは果たして『人間との生活』に慣れるのか?
人馴れ修行の様子を綴る猫お預かりボランティア日記。

歳三&レモン、譲渡会!(12/20 OYOYO)

2015年12月20日 | イベント
ケアに時間がかかり

なかなか譲渡会に出れなかった

歳三ですが…


やっと初参戦!







テンション低い…(笑)



ガタガタ震えていた歳三。


しかし

撫でたら復活。








ラガマフィンはデリケートだから

譲渡会中のお触りは禁止

…というのが多いなか、

歳三は撫で撫でOK。

(撫でられたほうがリラックスしたし)



お客様に触られても

クネクネ。


ラガマフィンのライバル達の中では

ずば抜けてアピール頑張ってました!

(贔屓目?)



がしかし、





似た柄の隣の子も





いつの間にやら申し込みありで

下げられていき、



最終的な結果、

歳三はお申し込みゼロ!

ノ)゜Д゜(ヽ





ラガマフィン多頭崩壊チームは

譲渡会に出せば8割9割決まるのに。


なぜー?(-∀- )




柄に個性が無いからか?

腹見せて転がる姿に悲壮感が無いからか?



まぁ、

次頑張ります!





そして

もう一方


レモンさん。








相変わらずの

安定の固まりっぷり(´ー∀ー`)



今回は歳三に加え

諸事情で私が会場を中抜けしたため

なかなか付いてあげられず…。



でも、

やはり(体型で)人気あるのか

気に入ってくれるお客様も。





抱っこしてもらいました★



レモンさんも決まりませんでしたが、

同じく次頑張ります!




そして

次回の譲渡会は

来週\( 'ω')/




他の譲渡会出席ニャンコ

(の一部)



















ラガマフィン一族は

中抜けしてる間に

ほとんど決まって下げられてて

撮る暇あまり無く。。。







おまけ


歳三、

普段は温厚ですが

病院で「血の気が多い」と言われてます。


今日の譲渡会の帰りに

キャリーケースの中で大暴れ。








暴れすぎて

爪から血が出た(´△`)


こう言う部分に血の気の多さが出ます…。


次回は布製のキャリーで行きます。

(破られないだろうか…汗)


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歳三の状態

2015年12月19日 | 預かり猫

歳三、

ちゃんとした年齢はわかりませんが

多分4才前後。

完全なヤングではないと思われます。






撫で撫で大好き。

撫でて欲しい時は近づくと

お尻をプリッとあげます。


ドライフードは食いムラあり。

スープ系ウェットフード大好き。


抱っこは嫌いだけど

攻撃性はないので

爪切り程度は誰でもできるレベル。











構われるのが好きだけど

まだ多少逃げ癖もあります。






カラーは大嫌いなので

なにかあれば洋服を着せるのを

お勧めします。




この前、

お尻の縫い箇所も無事抜糸完了。

まだ縫い箇所は禿げてます。











差し当たり病気はありませんが、

過去に便秘を患っていたため

引き続き便の様子を観察して欲しいです。


現在は消化器サポートがなくても

大丈夫ですが、

便の様子次第で少し混ぜる感じ。



血液検査の結果は

「総コレステロールが高い」

と言われてます。


1年に1回くらいでも

血液検査していただけると安心です。



あと

「血の気が多い」

とも言われてます(笑)


気に入らない時は暴れます^^;

(ただし人は傷つけません)





そんな歳三、

明日譲渡会に初参戦★


気になる方は是非おいで下さい(*´∇`*)







明日はレモンさんも

また参加しますよ!









今日はレモンの特訓に付き合ってる歳三です。

ぶれたけど。


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レモンとテリトリー、そしてある疑惑

2015年12月18日 | 預かり猫

レモンは普段はあまり動きません。

 

寝てても起きてても

ほとんど動きません。

 

 

 

天売猫を何匹か預かってて

それ以外の他の猫も何匹か預かって

その上で思うんですが、

 

天売猫はテリトリーに敏感。

 

テリトリーに従順というか

厳しいというか。。。

猫だらけの島で長らく生活しているせいでしょう。

なんかその辺の野良以上に

ルールやこだわりが垣間見えます。

 

 

天売猫は

保護されてからしばらくの間

必然的にケージ生活になります。

 

そこで一度落ち着くと

ケージからは出たがりません。

テリトリー外なので。

慎重になります。

 

ケージ好き。

 

ケージ = 落ち着く自分の部屋

 

 

もちろん天売猫もピンキリで

性格もそれぞれで

ケージ苦手な子も中にはいます。

若い猫ほどそれほどテリトリーに煩くない気がします。

 

 

 

我が家に来る天売猫は

「一番酷いの(人馴れ遅そうなの)ください」

と申し出てるせいか

特にそれが顕著に出てる子ばかり。

 

たとえ私に慣れても

ケージから出しただけで

漏らす勢いで

怖がります。

 

ケージの扉開けっ放しで数日放置しても

ほぼ出ません。

笑えるくらい出ません。

 

 

レモンも

ケージの外が怖くて怖くて。

 

猫が好きだし

多分人も(なでなでは)好きだし…

 

でも出れません。

 

以前も書いたけど

出たらパニック。

 

 

相変わらず

抱っこで少しずつ出して訓練中。

 

ケージ周りで抱っこして

自力でケージに帰る練習をしていましたが

一向に成長が見えないので、

 

 

 

ほら~

他の子もいるよ~

 

 

怖くないよ~

 

 

抱っこであちこち連れまわす作戦も

取り入れてみました。

 

結構きょろきょろと

周りを眺めてたりするので

抱っこしてる状態なら

心に余裕がある風なんですけどねー。

 

 

ちょっと別のケージに入れてみました。

 

 

「あたしの部屋じゃない!!!怖い!!帰る!!!!」

 

 

 

ガクブルでした。

動揺しまくり。

 

 

ケージはケージでも

自分の匂いの付いてるケージじゃないと

ダメらしい(^◇^;)

 

(まぁ予想通り)

 

 

不器用すぎるレモンです。

レモンの場合は手や人が怖いわけでは無く、

テリトリー問題が一番重要なのかな

と思われます。

 

譲渡会のときは

いろんな動揺が混じってたので

フリーズしてましたが

 

我が家だと

他の猫が日常的にくつろいでる姿も見てるので

「他の猫のテリトリー」という概念が

強く出ちゃってるかもしれません。

 

 

 

テリトリーの概念を薄くするのは

どうしたらいいのかね~。

 

 

 

 

そしてもう一つ、

とある疑惑。

 

抱っこしててお腹もみもみしてて

ふと気になることが…。

 

お腹がボコボコしてる…(゜Д゜)?

 

 

 

なんだろ

なんだろ

 

内臓に問題?

皮膚に問題? 

と、

色々考えてみましたが

 

ネットで検索なんかしてたら

一つの仮説が。。。

 

獣医さんにも触診してもらって

「内臓の問題ではない」

と言ってもらって

 

あの仮設が有力になりました。

 

セルライト!!!

ヽ(^o^)丿

 

あの人間でもお肉と共に現れる…

あのセルライト。

いわゆる皮下脂肪の塊。

 

これのボコボコの正体が本当にセルライトなら

 

猫で出来てるの

お目にかけるの初めてです。

 

揉めば治るかな?( ̄∇ ̄;)

 

 

 

 

 

 

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てうりん

2015年12月17日 | 里親通信(卒業ニャンコ報告)

すでに卒業しているてうりんの話。

 

 

 

天売島で野良だったの保護されました。

 

 

 

生まれ故郷の天売島

 

 

 

↑鳥の繁殖地区でつかまりました。

(夏に見学に行きました)

 

冬はどうやって生きていたのか…。

 

 

捕獲後避妊手術をし、

動物病院で半年だか1年だか順化(人馴れ修行)作業。

 

そこでどうしても懐かないということで

札幌のNPOに移動。

 

そこでも慣れないので

我が家で集中訓練することになった子です。

 

 

見るからに人を拒絶する目付き。

 

動物病院に長くいたのが相当嫌だったのか

人に対して不信感だらけ。

(おそらく動物病院で猫や犬の悲鳴を毎日聞いてたから)

 

触ろうと思えば触れるけど

流血率が高かった。

本気噛みの本気パンチ。

 

 

我が家に来てからも

しばらくこんな顔(=∀=)

 

 

てうりんの場合は

とにかく頑固!

頑固中の頑固。

 

「人間なんぞに…!!」

という気持ちが強すぎて

触るのを許さなかったです。

 

ただし

食い意地だけはあったので

ご飯を手に乗せてると噛まずに触らせてくれました。

オヤツを片手に人馴れ修行を開始。

 

 

触られるのが嫌いな子でも

どっか「撫でられるなら、強いて言えばここがいい」

という場所があるもんで

 

てうりんの場合は喉周り。

 

だけど

警戒心も強いので

気安くは触れず。

 

そこを触るために

次に触らせてもらえるお尻あたりをなでなで。

 

しかしそこはいくら撫でても

たいした喜ばず。

 

 

 

 

↓最初の頃の動画もどうぞ

 

 

 

「ちょっとでも変なことしたら噛み千切ってやる…」

とまで思っていたかどうかはさておき

油断できない殺気は漂ってました。

 

実際油断すると口が飛んできました。

 

 

相手にするのは

ひたすら根気。

(と嚙まれないための注意力)

 

てうりんの場合は

ほんとうに頑固なので、

 

気持ちいい表情をちょっとでも出すためには

30分近く撫で続けないと無理で

毎日毎日1時間前後

噛まれるのを避けつつ

ひたすら撫でまくりました。

 

因みに…

 

2時間以上撫でると

今度は次の日ご飯食べなくなるので

うっかり撫ですぎないよう気をつけました(。-ω-。)

 

そんなことを続けること2ヶ月以上。

 

 

 

ちょっとずつ環境にも

私の手にも慣れてきまして

 

撫でてOKな場所も増えてきまして

 (喉もゴロゴロ鳴らすまでに…)

 

顔つきも少し可愛くなりまして

 

 

す巻き抱っこもこの表情。

 

 

年明け一端猫カフェに返したものの

私以外の人にはシャーシャーでパンチし、

 

私の家に再度戻って修行延長したのも含め

我が家の修行期間は4ヶ月間ほど。

 

 

昨年10月頭から預かり

今年1月末日あたりに

 

猫カフェ(NPO運営)に完全戻り。

 

今度は前よりマシになってました。

 

 

カフェに戻ってからも

毎週会いに行ってできるだけ触れ合い。

 

 

機嫌にムラがあったものの

他の人にも撫でさせるようになったてうりん。

 

 

機嫌のいいときは顔も触れて

 

 

素手抱っこも…!

 

そして修行時代から

てうりんを見守ってくれた方が

里親に申し込みしてくれて

 

祝・卒業!!

 

 

てうりんのお預かりに関しては

私の仕事の都合で

預かれる期限が最初から決まってました。

 

『どこまでやってから返す』

では無く

『2月に返すから、できるとこまでやる』

という状態でした。

 

頑固で頑固で

ゆっくりとしか進まず時間が足らなくて

結局は

『なでなでの気持ちよさを教える』

という最低限のことしかできず…。

 

自分から甘えてくることもなく

ケージの外にも怖くてでれなかったてうりん。

 

もっといろいろやってみたかったんだけど…

と遣り残しの気持ちがいっぱいでしたね。

 

 

てうりんの『慣れない度』は

かなり上位に食い込むレベルですが

 

でも幸運にも

それを引き継いでくれる里親さんが

現れたてうりん。

 

譲渡されて半年。

まだまだ里親さんのもとでも修行中ですが

(環境変わって一度シャーシャーに逆戻りもしたようですが)

愛されながらどんどん飼猫っぽくなっていっています。

 

※てうりんの近状はこちらのブログにて。

(現在は「つむぎ」という新しい名前です)

 

 

 

本当は

シャーシャーで触れない状態でも

「それでもこの子を迎えます」

といってくれる里親さんが増えると嬉しいんだけど

なかなかそれはハードルが高い。

 

 

私の目指すところは

折角保護されたのに人が怖くてストレスを抱えている子を

減らすこと。

 

私はちょっとでも人馴れさせ

個性を引き出し

譲渡の可能性を広げること。

 

保護施設も場所に限りがあります。

長く収容されている子が卒業すれば

新しい子を迎えることができます。

 

 

単純にシャー猫が好きなのもあります(笑)

 

強面の荒れた性格の子が

自分の手でどんどん変わっていくのが楽しく、

 

自分の磨いた原石が

他の人に見出されるのが嬉しい。

 

 

保護施設でも管理センターでも

人馴れしてないがために

残され続けてる子がたくさんいます。 

 

里親さんでもボラとしてでも、

『人馴れ訓練』に

手を上げてくれる人が

少しでも増えたらいいな~と願います。

 

どんな猫でも

『可愛い』の素質がありますから。

コメント (2)
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保護ニャン3匹 アズオと歳三とレモンの関係

2015年12月15日 | 預かり猫

人は苦手だけど、

猫が好きなアズオ。



猫は好きだけど、内弁慶でアピール下手なのは猫に対しても発揮されていて、ベタベタはできないらしい。


さり気なく近くにいるタイプ。







最近はレモンがお気に入りなのか、割とレモンのケージ周りで寝てることが増えてきました。




我が家では

人馴れ訓練で

人だけで順化が進みにくい場合は猫の手を借ります。



人間が触ると怒る子でも

相性のいい猫をそばに置いた状態なら

ちょっとは安心があるのか

触れたりすることも多いです。





天売猫は猫が好きな子が多くて、レモンも猫好きなようです。

アズオはレモンと

よく鼻チョン挨拶をしてくれていて

レモンのリラックスの手助けをしています。






↑この写真のときは鼻チョンしてないけど(笑)



我が家の猫ズは保護猫に興味があまり無いので

アズオの猫好きはとてもありがたいのです。

 

ただ、

レモンはアズオもいいけど…

歳三の方が好きな様子(-∀-)

 

 

 

鳴いて呼ぶ相手は歳三。

(…がしかし、いざ近くに来ると照れるらしく何もできない乙女なレモン)

 

そして歳三はレモンには興味なし。

 

興味があるのは

レモンのご飯(ウェットフードの場合のみ)。

 

罪な男(天然系だもの笑)。

 

 

 

 

アズオと歳三は

結構仲良し。

お互いフリーなので自由に関われます。

(歳三は留守番中はケージだけど)

 

内弁慶なアズオと

猫に対してはたまに甘えるけど基本ドライな歳三。

猫団子は作らないけど

たまにつるんでます。

 

 

 

人には素直な男、歳三と

人に素直になれないアズオ。

 

歳三に釣られて

アズオも素直にならないのだろうか…

 

 

 

 

 

思わずすりすり

 

…の欲望を歳三にぶつけるアズオ。

そうきたか!

 

 

 

くそー( ̄∇ ̄;)

 

いや、

可愛いけどさ(笑)

 

 

そして

「ボクも撫でてください!」

な歳三。

 

 

グイ!

 

 

邪魔です…w(小声)

 

まぁともかく

みんな仲良しなのは

良いことですね。

 

 

 

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