いつか何処かで

今日の散歩道

No.342 夜明け

2013年01月05日 04時15分56秒 | 日記

平成25年1月5日

年明け早々、お葬式のお話

一人は我が家を建ててくれた棟梁の爺ちゃんが

暮れの30日に旅立って明日告別式

そして、隣組のYさんが年明け早々に旅立って8日の告別式

共に82歳

棟梁の爺ちゃんは何の係わりもないが

隣組のYさんについては無縁とは言えない

一回りちょっとの歳の差だから

おじさんが社会に飛び込んだ17の頃は30代で

地域のパイオニア的立場だったなぁ

Yさんの親父さんが町内でも名の通った人だから

見えない苦労はあったのかもしれないが、いつも穏やかな話し方だった

一ヶ月前の叔父の通夜は歩いて焼香に来てくれたので

誰もが知らせに驚いた

 

あの頃は、農業近代化、農業構造改善、集団就職、金の卵

所得倍増論、日本列島改造論など

高度成長時代のとんぼ口で

田舎にも夢と希望が飛び跳ねていたし

家々の家長制度がしっかりしていたから

学校のいじめとか自殺など無かった

多少曲がった話でも、目上の人は絶対的な威厳があった

 

洞の行事に出る度に

いろいろ教えてくれたYさんの優しさが嬉しかったない

頑固爺がそっちにも、こっちにもいたんだぞい

1960年代の話だから、眠たくなるかい?

 

まっ、今年も科学技術の発展は大賛成

しかし 心の絆は大事にない

そんな夜明けに なってほしいない