風の詩(kazenouta)2

いつも喜び、たえず祈り、すべてを感謝する
そのような日々を過ごしたい。

映画「アルキメデスの大戦」

2022-12-29 16:15:32 | 歴史

なんの前知識もなく、菅田将暉君が、天才数学者の役で出ている・・・というのを

テレビのなにかの番組で見て、どんな映画なのだろう?と思っていました。

アマゾンプライムで発見したので、見てみました。

 (12/29ですが、お正月料理の準備は、明日30日に。買い物は昨日28日にすませています。ご安心ください(笑)

 

アルキメデスは、ご存じギリシャの数学者。主人公櫂直(かいすなお)のあだな。

原作は三田紀房さん。漫画でした。

時代は、日本が太平洋戦争に向かう前の1930年ころ。

主人公は実在の人物ではありませんが、そのほかの人は、ほぼ実在の人物

山本五十六さんが、櫂直を見出すという設定。

帝大数学科の、天才学生。西の湯川秀樹、東の櫂直と言われているという設定。

 こんな天才がいたら、、、と思わせる。菅田将暉君自身も、数学は得意だとか。

 黒板に書く数式、放物線を、映画で数学指導の先生が、美しい・・・と涙したとか。

 

戦争映画は、あまり好きではありません。

最初場面の大きな戦艦が沈没するのは、戦艦大和かなあ・・と思っていましたが、やはりそうでした。

 

史実を元にしているから、なぜ、非戦論者だった山本五十六が、海軍の司令官にまでなったか。

なぜ、戦艦大和は、大和という名前で造られたか。

戦後だから言える、大国アメリカと戦争をしても、負けるにちがいない。

それでも、なぜ日本は戦争をしてしまったか。

1934年に本当に起こった「友鶴水雷艇転覆事件」も取り入れている。

映画での設計者平山(田中泯 役)が言う、「設計の誤りは痛恨の極み、末期を汚さぬように、この設計は取り下げる。」

この言葉には、設計者の責任と覚悟と誇りがある。

日本という国がほろびないために、戦艦大和は沈むのだ。

 戦争の象徴(軍国主義をあおる)のような戦艦大和が沈むとき、

 日本人は、目が覚めるだろう。 という言葉も、

 戦艦大和の最期を知っている私たちには、ひびきます。

 

2018年(平成30年)12月に、閣議決定され

2020年、いずも型護衛艦の空母化

2022年、「かが」の甲板を改修し、ステルス機を発着

などと聞くと、日本は過去の悲惨な歴史を、再びたどるのかと不安になるのは、

私だけでしょうか。

自衛隊の方々が、災害救助活動で多大な尽力を発揮してくださることは

本当に感謝しています。

どうぞ、戦争ではないお働きが、続きますようにと、祈ります。

 聖句 (聖書アプリからお借りしました。)

 

 

 


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