なんの前知識もなく、菅田将暉君が、天才数学者の役で出ている・・・というのを
テレビのなにかの番組で見て、どんな映画なのだろう?と思っていました。
アマゾンプライムで発見したので、見てみました。
(12/29ですが、お正月料理の準備は、明日30日に。買い物は昨日28日にすませています。ご安心ください(笑)
アルキメデスは、ご存じギリシャの数学者。主人公櫂直(かいすなお)のあだな。
原作は三田紀房さん。漫画でした。
時代は、日本が太平洋戦争に向かう前の1930年ころ。
主人公は実在の人物ではありませんが、そのほかの人は、ほぼ実在の人物
山本五十六さんが、櫂直を見出すという設定。
帝大数学科の、天才学生。西の湯川秀樹、東の櫂直と言われているという設定。
こんな天才がいたら、、、と思わせる。菅田将暉君自身も、数学は得意だとか。
黒板に書く数式、放物線を、映画で数学指導の先生が、美しい・・・と涙したとか。
戦争映画は、あまり好きではありません。
最初場面の大きな戦艦が沈没するのは、戦艦大和かなあ・・と思っていましたが、やはりそうでした。
史実を元にしているから、なぜ、非戦論者だった山本五十六が、海軍の司令官にまでなったか。
なぜ、戦艦大和は、大和という名前で造られたか。
戦後だから言える、大国アメリカと戦争をしても、負けるにちがいない。
それでも、なぜ日本は戦争をしてしまったか。
1934年に本当に起こった「友鶴水雷艇転覆事件」も取り入れている。
映画での設計者平山(田中泯 役)が言う、「設計の誤りは痛恨の極み、末期を汚さぬように、この設計は取り下げる。」
この言葉には、設計者の責任と覚悟と誇りがある。
日本という国がほろびないために、戦艦大和は沈むのだ。
戦争の象徴(軍国主義をあおる)のような戦艦大和が沈むとき、
日本人は、目が覚めるだろう。 という言葉も、
戦艦大和の最期を知っている私たちには、ひびきます。
2018年(平成30年)12月に、閣議決定され
2020年、いずも型護衛艦の空母化
2022年、「かが」の甲板を改修し、ステルス機を発着
などと聞くと、日本は過去の悲惨な歴史を、再びたどるのかと不安になるのは、
私だけでしょうか。
自衛隊の方々が、災害救助活動で多大な尽力を発揮してくださることは
本当に感謝しています。
どうぞ、戦争ではないお働きが、続きますようにと、祈ります。
聖句 (聖書アプリからお借りしました。)