日曜劇場 VIVANT 最終回 見ました。
別班が本当にあるらしい。
共同通信社の記者が調査して本も出ている。
ただ政府はその存在を否定しています。
まあ諜報活動は、どの時代、どの国でも行われていること。
斥候(せっこう)、スパイなどとも呼ばれます。
この VIVANTの脚本は、見事でした。
だいたいミステリー小説・推理小説は、読みだしたら、どうなるのだろうと
夜遅くまで読んでしまうことも、たびたび。
ドラマなので、みなさんいろんな推測を載せていて、それを読むのも面白かったです。
孤児たちを助けるための「テント」(キャンプでつかうテントです)
戦争や、内乱、紛争が始まると、孤児がたくさんになる。
かつて日本でも敗戦後、浮浪児と呼ばれた孤児たちが、たくさんいました。
エリザベス・サンダース・ホーム 澤田美喜女史が設立し、70年を過ぎた現在も存続。を思い出します。
♪緑の丘の赤い屋根 とんがり帽子の時計台 「鐘の鳴る丘」も、孤児院でした。
国を守る使命を帯びた、別班の乃木憂助は、
42年経ってやっと会えた敬愛する父、ノーゴン・ベキを殺す。
(ただし、本当にベキとその部下二人が死んだかどうかは、不明と思いたい)
国を守るって、どういうことなのだろう。
国の要人だから、どんな人物でも守る責務がある。
まあそこが崩れたら、警察組織は崩れるので、当然かもしれません。
でも、国家という名のもとに、しだいに愛国心をあおられ、戦争に突入した我が国。
最終的には、優秀な若者たちが、命を懸けて「特攻」として死んでいった。
そこまでいっても、戦争をやめると軍部の幹部は、だれも言い出すことができなかった。
そして原爆投下。その前の都市への空襲・・・・・民間人を狙っての爆撃・焼夷弾で木造家屋を焼き尽くし、人を焼き殺した。
それが戦争の現実。
国を守るって、、、どういうことなのだろう。
ロシアのウクライナへの攻撃は、ウクライナからのロシアへの攻撃を招いた。。。
いつになったら、戦争は終わるのでしょう。
だれが終わらせるのでしょう。
なんだか、悲しい VIVANTの 最終回でした。
むくげの花 (高谷学さんからお借りしました)
美しい花の写真を、ありがとうございます。
戦で焼け野原になっても、花は咲く。