シャープさんが苦境に陥っています
産業再生機構による支援かそれとも台湾の鴻海精密工業による支援かで揺れ動いています
2011年の7月・・当時シャープは最高の液晶技術であるIGZOで再起をはかっていました
IGZOを独占販売できていればアップルのアイフォンの小型液晶の製造を独占できていたはずで
今の赤字はなかったと考えられます。
ところが私達の税金も使われて開発されたIGZO技術をこともあろうに当時の菅政権の下
科学技術振興機構と菅元首相の母校の東京工業大学が安い特許料でサムスンに譲り渡してしまいました。
その時のリリースのリンクですが書きっぷりが得意満点・・少し気味が悪いくらいです
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20110720-2/index.html
これによって最新の液晶技術は拡散しアップルはメーカーを競合させることができるようになり
安く最新の液晶を手に入れることができたのです。
失った敗者はシャープだけ・・さらに最近の裁判ではIGZOを商標にするなとまで
振興機構にたたかれ続けました
http://trademark-registration.jp/igzo
私の個人的な意見ですがこの機構や今回の一連の動きについては少し調べたもらった方が
良いのではないかと考えています。
どうして外国企業を応援するのか?漁夫の利を得たアップルとそして技術を全面的に奪い取ろうとする
サムスンやその他の中国の液晶メーカー
シャープが鴻海に買収されれば雇用なんか絶対に守れないと思いますし50000人のグループの従業員のみなさんの
暮らしがどんどん危機に陥っていきますね。
産業再生機構による支援であったとしても私達の税金が使われるわけですので
どうしてここまでシャープさんを叩くのでしょう?不思議です。