2番管のプロテクターのニッケル板です。これは裏側で、半田が全体的に回るように半田メッキしています。
大きな凹みはありませんので修正はほとんどありませんでしたが、問題は細かい傷が無数にあること。
キズは結構深いんですよね。
これを、半田で取り付けいたします。
大まかに磨きました。
針金でがんじがらめに縛ります。
半田つけました。赤くなっているのは熱でどうの成分が析出したためです。磨けば元に戻ります。
右が磨き後。磨きはバフ掛けですが室内は非常に汚れます。バフ作業の部屋を別につくつている会社もあるそうです。
当然ですよね。
残るは1番管とベルです。
ここで大事なのは完成時の寸法です。針金で縛って仮に固定して遠く離れて(俯瞰)楽器を見渡す必要があります。
もともと支柱やカツラがついていた跡を参考に新たに「辻褄」を合わせていくのです。
様々な角度から検証します。この角度のチューバが好きです。ここが綺麗だと写真写りが違います。
おおっ!美しい。
中国製のチューバとの比較。中国意外とデカイ!!
構えてみたらこんな感じ。鳴らしてみたら意外と響きます。
バルブが駄目なので修理して復活できたら欲しい人いますかねえ?