TUBA修理職人

素人金管楽器凹出し職人のブログ

YAMAHA YBB-641 オーバーホール8

2018-05-05 20:59:50 | 日記

続いて1番管のプロテクターを半田装着していきます。

これは少しニッケル板の部分磨いております。

凹凸が結構酷いので削りなおします。地道な作業です。燦然と輝く楽器のほとんどは

この様な地道な作業の積み重ねが積み重なったうえで出来上がっているのです。大事にしましょう!!

おおまかに形状が完成。磨きますね。

はい!!磨きました。

撮影者が写りこんでいます。ははは。

さすがにつかれました。

 

 

 


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YAMAHA YBB-641 オーバーホール7

2018-05-05 10:57:25 | 日記

1番管はチューバの要です。全てのパーツのうちの重要な部位の一つでしょう。

ハンドメイドのチューバ・・ってきいた事がありますよね。自分的にはハンドメイドじゃない

チューバってないような気がしますが噂で(なんの?)きいた話ではここに一番管の製造方法が

「ハンドメイド」というのがハンドメイドチューバといえるらしいですね。ご存知の方がいたら教えてください。

この修正方法が正しいのか素人の自分にはわかりませんが、スチールボールを曲げた棒の先端に取り付けた治具

で内側からこすりつける風に凹みを出していきます。

とある修理事例を見たら相当数の打痕が見受けられるので本当の修理はこするのではなく叩くのかもしれません。

自分的には素人なのでわかりかねますが。

地道な作業です。手間がかかった分金額も上がると思います。時間給ですからね~。

様々な治具を制作しました。自己流です。

それなりにしあがつてきたかな。

このチューバは既に出来上がっているのでリアルタイムな投稿ではありませんのでこのようにサクサク記事が進みますが

現実的には1番管仕上げるのに2週間ぐらいはかかります。本業が忙しければもっとかかることもあります。

作業はほとんど夜ですから一日の作業はせいぜい3時間です・・

本体に仮に当ててみました。どうですか?

チューバって1番管とベルが綺麗ならそれなりに見えるものですね。イイ感じにチューバらしくなってきましたね。

この状態にプロテクター貼り付けます。ピカピカで気持ちよいです。

プロテクターはニッケルの板材です。本当は完璧にマッチングさせてから張り付けますが早々上手くいきません。

試行錯誤です。本当に本気出さないといいものはできません。

仕方がないので張り付けた後修正(スムージング)します。

微妙な凹凸がみてとれます。とほほ・・・

 

 

 


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YAMAHA YBB-641 オーバーホール6

2018-05-05 10:21:27 | 日記

さてさて、いよいよ1番管(U字管)の凹だしですね。

よく見ると結構凹凸が酷いですね。前にチューバ製造の風景を何かで見たことがありますが

かなり凹凸がある状態から製作するのを見たことがあります。新品をつくるつもりで頑張ったら

良いものが出来る筈。

底板(プロテクターを)はずして、あらあら凹だして磨きます。磨くと凹凸がわかりやすいのです。

このベルとの間の取り付け角度。修理終了後に曲がっていて完成後に直したことが良くあります。注意だ。

寸法確認。1番管特にそうですが修正をしていくとUの字がだんだん開いていくのです。

伸びるところが伸びるとだんだん開いていくようです。これも注意点。

まだまだこれからですね。

 


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