泉を聴く

徹底的に、個性にこだわります。銘々の個が、普遍に至ることを信じて。

海と岩とススキ

2019-09-26 10:26:10 | 

海と岩とススキの組み合わせを見るのは人生初のような気がする。
岩は、およそ1億年前の溶岩が冷え固まったものと言われています。
大きな隆起が3回あったらしく、海から段状に平地が広がっている。
そこに様々な植物が入り乱れているのも、種差海岸の稀有なところ。
海流も、黒潮と親潮がぶつかり、さらに津軽海峡を抜けた津軽暖流も合流する。
さらに山の豊かさが、川から栄養となってたっぷり注ぐ。
ウニやアワビが名産なのは、良質なワカメやコンブがいるから。
鉄や琥珀や翡翠など、様々な鉱物が取れるのは、火山活動のお陰。
活発な火山活動は温泉の恵みともなるけれど、津波と地震の源でもある。
豊かさに触れて、自分が洗われる(表れる)ようでした。その心地よさは、歩いてみないとわからない。
豊かさとは、異なるもの同士が出会うところに生まれるのかもしれません。

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