ぬかが和子の想い

区議会議員ぬかがかずこ(額賀和子)の日々の活動や出来事、感じたことを綴るページ

足立の戸籍外部委託中止を!東京地裁口頭弁論始まる

2015年06月03日 | 日記
近藤やよい区長被告に、区民約1400人の集団訴訟
-区民のプライバシー侵害、情報漏えいのリスクを指摘-


 東京都足立区が戸籍業務を民間業者に委託している問題で、約1400人の区民が近藤弥生区長に外部委託中止と損害賠償を求める裁判の第1回口頭弁論が1日、東京地裁(舘内比佐志裁判長)で行われました。戸籍業務の違法な民間委託を裁く初めての裁判で、原告ら約130人が傍聴に詰めかけました。
 裁判では、原告代理人2人が意見陳述。尾林芳匡弁護士は、区が戸籍事務の根幹部分まで民間業者に委託し、区民の情報を渡したことはプライバシー権の侵害であり、地方自治法の求める効率性にも反するなどの問題点を指摘しました。
 原告兼代理人の黒岩哲彦弁護士は、戸籍業務の民間委託による個人情報漏洩のリスク増大の可能性を訴えました。
 被告の区側は、裁判前に提出した答弁書で原告の請求の却下を求めており、争う構えです。


裁判傍聴後、衆議院議員会館にて「報告集会」を行う。右からぬかが和子区議団長、石川徳信さん(住職・代表委員)、黒岩弁護士、池内さおり議員、尾林弁護士
 口頭弁論後、都内で報告集会が開かれ、日本共産党の池内さおり議員が連帯あいさつ。「足立のみなさんとともに勝利へ全力を尽くします」と話しました。


裁判に先立ち、東京地裁前にて、宣伝活動を行う。区議団7名全員が勢揃い(写真上)。
地域の原告の方々も宣伝活動を行い、その後傍聴にかけつけました。

 共産党区議団(7人)も全員が傍聴に参加し、ぬかが和子団長が、6月議会で区の外部委託の違法性を追及すると決意表明しました。
 次回弁論の期日は、9月18日です。