ぬかが和子の想い

区議会議員ぬかがかずこ(額賀和子)の日々の活動や出来事、感じたことを綴るページ

足立の戸籍業務の外部委託 一部撤回!

2014年08月22日 | 日記
偽装請負の指摘受け 窓口の大半を直営に 足立区は富士ゼロックスシステムサービスに委託した戸籍窓口の大半を、直営に戻すと私の所属する区議会区民委員会で19日に報告しました。

「丸ごと委託」を変更
部分委託へ

 具体的には、今年10月から是正に着手し、来年4月には14~15ある窓口の10前後を区の対応に戻すことになります。
 委員会では、「公務員が行なわなければならない」と法務局から戸籍法違反を指摘されていた「判断行為」について、区の職員の関与を強めるようマニュアルを変更した部分が、今度は「偽装請負」だと東京労働局が断定したことを認めました。「どっちをとっても法律違反」と指摘してきたことが証明され、今回の変更に至ったものです。
 富士ゼロックスへの委託は「入力」「引き渡し」など7つのブロックに限るものとし、これまでの「包括委託」から部分委託に変更するものです。
 区民の声と論戦が区政を動かした!
 これは、戸籍窓口業務の前例のない大規模な委託を憂える広範な区民や労働組合、国会・区議会が連携して区を追い詰めた結果です。
 これを機に包括的な区役所本体業務の外部委託は撤回し、区民の人権とプライバシーを守る区政へと切り替えるべきです。
国保、課税などの委託
 続けると開き直り

 しかし区は、見直しには言及するものの、9割の業務を委託するとしている国保や、介護など、新たな委託につきすすむ姿勢を、区民委員会でも示しました。戸籍を上回る所得や病歴などの個人情報がある国保の外部委託を進めるなど到底認められません。
 また、残った戸籍の外部委託部分も、この間の国会論戦の答弁からみれば、民間にやらせてはいけない部分があることを私(ぬかが)が指摘しました。
外部委託方針の撤回を
 今回は、改善・前進の第一歩ですが、引き続き大規模な外部委託を進める足立区の姿勢を根本的に改めるべきです。
区民の情報と権利を守り、税の無駄遣いを改めるためにも引き続き頑張ります。 

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