決算討論を行います！

現在開会中の板橋区議会第三回定例会では、平成２１年度決算を審議しています。先日、開催された決算の文教児童分科会（常任委員会の所管を分科会として審議）で私は、①在宅で子育てしている方のためにも緊急保育を充実するべき、②新生児のいるお宅へ絵本を届けるブックスタート事業を読書推進のための施策として活用するべき、③文化財保護のため伝統技術の後継者育成を、④各小学校に特色を持たせるために教育改革重点事業の発展を、⑤研修・研究に特化した教育支援センターの設置を、の5項目を質問しました。

来週には、民主党会派を代表して、板橋区の２1年度決算に対する討論を以下の通り実施します。区政全般に対する内容となりますが、もしご都合がよろしければ傍聴下されば幸いです。

決算討論
日時：１１月５日（金）午前１０時過ぎ
場所：板橋区議会本会議場
受付：区役所１０階の区議会事務局へお越し下さい

前回更新後の主な活動報告です。
２４日（日）　陽だまりコンサート（宮本町在住の管弦楽団。写真ご参照）・地域活動
２５日（月）　調査活動・地域活動
２６日（火）　決算文教児童分科会・防人の道収録（チャンネル桜）
２７日（水）　事務作業・連合板橋勉強会
２８日（木）　都市復興模擬訓練（板橋区の大山が対象）・昭和の日ネット会議
２９日（金）　決算委員会（総括質問）・地域活動
３０日（土）　高島平第三中学校３０周年式典・事務作業

尖閣諸島沖における中国漁船に関する意見書 議決！

本日２２日、板橋区議会は本会議で、下記の意見書を可決いたしました（写真ご参照）。同様の意見書は東京２３区で江戸川・足立・港・杉並・荒川・中野に次いで７番目の議決でした。今回の意見書は、私が原案を書き民主会派の提案として実現ができました。板橋区議会の慣行では、意見書は全会派一致となっており、原案もだいぶ修正されましたが、どうにか可決ができ、良かったと思います。尖閣に関する私の所見は、９月２７日付のブログに書きましたが、板橋区議会の意見として議決された訳ですので、今後とも政府の毅然たる態度と行動を求めます。

尖閣諸島沖における中国漁船に関する意見書

　平成２２年９月７日、沖縄県尖閣諸島近海の領海で中国漁船が海上保安庁の巡視船２隻に衝突する事件が発生した。我が国領海内において海上保安庁が外国漁船の違法操業を取り締まることは当然であり、これを妨害した同中国漁船の船長を公務執行妨害の容疑で現行犯逮捕したことは正当な主権の行使である。
　那覇地方検察庁は逮捕した同船長を「今後の日中関係を考慮」したとの理由で「処分保留」のまま釈放したが、本来、検察は法と証拠に基づいて厳正な捜査を行うべきであり、検察がこのような政治的判断をするのは越権であると言わなければならない。
　政府及び検察当局には、今回事件の被疑事実と釈放にいたる一連の経過について、国民に納得のいく説明を行うことが強く求められる。
　今回のような事件を繰り返さないためには、日本政府が、尖閣諸島の領有権について、歴史的にも国際法的にも明確な根拠があることを中国政府や国際社会に明らかにする積極的な活動を行うことが必要である。
　よって、板橋区議会は、我が国固有の領土である尖閣諸島に関して国会及び政府に対し、下記の項目を強く求めるものである。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記
１　我が国が実効支配する尖閣諸島に関して、領土領海領空、そして国民を守るため中国を始めとする諸外国へ毅然たる態度を示すとともに、領海侵犯や違法操業等を防止する積極的な措置を講ずること。
２　尖閣諸島周辺の領海並びに排他的経済水域において、我が国漁業及び資源開発等の経済活動の安全を確保するために、適切な措置を講ずること。
３　政府は、検察当局の判断も含め、臨時国会の場で国民に対し説明責任を果たすこと。

　以上、地方自治法第９９条の規定により、意見書を提出する。

平成２２年１０月２２日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東京都板橋区議会議長名
衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・法務大臣・外務大臣・国土交通大臣・防衛大臣・内閣官房長官あて

前回更新後の主な活動報告
１７日（日）　志村少年野球連盟秋季大会開会式（始球式をしましたがボールでした…）
１８日（月）　区議会決算説明会・地域活動
１９日（火）　調査活動・新嘗を祝う会会議（実行委員をしています）
２０日（水）　事務作業・板橋隊友会例会
２１日（木）　地域活動・調査活動
２２日（金）　本会議・地域活動

東武東上線立体化

今年の５月より、板橋区議会・東武東上線立体化調査特別委員会の副委員長を務めさせていただいておりますが、去る１４日の午前中に大田区蒲田の京急線立体化事業を視察してきました（写真は建設中の京急蒲田駅３階ホーム部分）。昨年も一委員として審議を続けてきましたが、本年は副委員長として大野委員長を補佐して、少しでも東上線立体化（地下化や高架化）を前進させたく、若輩ながら努力しています。

なかなか思うように立体化を進めることができずに、がっかりすることも多くありますが、板橋区が長年言っている「区民の悲願」を実現させるために、積極的な発言に努めています。今年も促進決議を挙げて、東京都へ直接提言に行きましたが、今後は板橋区の担当各部署には積極的な行動を要請しつつ、議会としても超党派で行動できればと考えています。実現にはまだまだ年月がかかる状況ですが、「千里の道も一歩から」、先ず第一歩を踏み出すきっかけを作るために全力を挙げて議論して行きます！

前回更新後の主な活動
８日（金）　調査活動・UIゼンセン東京都支部総会
９日（土）　自衛官募集相談員連絡協議会板橋支部説明会
１０日（日）　祖母の三回忌（命日は１１月３日ですが）
１１日（祝）　三男の幼稚園運動会
１２日（火）　調査活動・民主党東京都連総会（新会長に加藤公一衆議院議員を選出）
１３日（水）　広聴活動・防人の道収録（チャンネル桜）
１４日（木）　東上線立体化調査特別委員会・國學院大學戦歿先輩学徒慰霊祭
１５日（金）　事務作業・地域活動

日台友好と辛亥革命

昨７日、台湾の台北駐日経済文化代表処（駐日大使館に相当）の国慶節祝賀会が開催され、出席してきました（写真ご参照）。

中華民国の国慶節（中華人民共和国の国慶節とは別）は別名、双十節とも呼ばれ、西暦１９１１年１０月１０日の武昌蜂起を記念した云わば近代中国の革命記念日とも呼べる日です（来年は１００周年）。この武昌蜂起をきっかけとして２ヶ月後には辛亥革命が起こり、清朝が倒されました。当時の清朝は欧米勢力に屈して植民地化の道をたどっており、その独立を守るためには革命しかない状況でした。それに対して私達日本の先人は、アジアの安定を図り、欧米勢力の侵略を防ぐために辛亥革命を支援しました。しかも、その支援は民間在野の人々によってなされ、いかに当時の国民が我が国の独立について真剣に考えていたかがわかると思います。

私は中華民国を全肯定する考えはありませんが、辛亥革命を考えることは日台友好の上でも重要なことだと思います。台湾の人々の自主自立を応援し我が国との友好を保つためにも、かつて辛亥革命で行動を共にした日本の先人に思いを馳せたいものです。また、昨年結成された日台友好板橋区議会議員連盟の活動も活発化させたいと思います。

前回更新後の主な活動
９月２８日（火）　東京都の災害復興模擬訓練視察（都庁）
２９日（水）　区議会第三回定例会本会議・綿貫元衆議院議長叙勲祝賀会（昭和の日でお世話になりました）
３０日（木）　本会議一般質問
１０月１日（金）　事務作業・防人の道収録
２日（土）　事務作業・調査活動
３日（日）　地域活動・後援会活動
４日（月）　事務作業・広聴活動
５日（火）　文教児童委員会・守れ領土「尖閣」集会（実行委員として参加しました）
６日（水）　文教児童委員会・広聴活動
７日（木）　事務作業・中華民国国慶節祝賀会