木工屋CAN(俗楽坊勘介)

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焚き火と外飯

58歳の初体験(驚きと恥)

2011-01-12 16:52:19 | Weblog
今日は定休日、調べものがあるので図書館に行くことにした。
実は図書館は初体験なのだ、学校の図書室にも入った記憶が無い。
隣町のその隣の市に立派な図書館がある。雪の振るなか向かう。
入り口で若干緊張、飲み屋ならはじめてでもなんともないのだが、。
受付で「はじめて利用します、〇〇の載っている本は何処にありますか?」と尋ねると、PCでパチパチやりながらメモをとっている。
「少しお待ちください」と探しにいってくれた。
4冊ほどの本を選んできてくれて「載っていなければ他を探しますよ」
20代後半の男性は公務員とは思えないほど親切だ(感心した)
お礼を言って読書コーナーで本に目を通す。
ありがたいことに探しているモノがバッチリ載っていた。
こういう場所は慣れていないし(はじめて)落ち着かないので
家でゆっくり読もうとレジじゃなかったカウンターに持っていく。
「コレ借りたいのですが」「カードをお持ちですか」
「いえ、図書館に来るのもはじめてです」
「ではこれに記入してください、すぐにカードを作ります」
本人と証明できるものが必要というので免許書を渡す。
すぐにカードができた。そして本を渡してくれた。
図書館利用の説明書と2月までの開館日のカレンダーもくれた。
「いくらですか?」「エッ!、お金は要りません」
その人は満面の笑みを浮かべてそう言った。
「エッ!ただですか?」「ハイ」下を向いて答えた。
たぶん、噴出しそうなのを必死で堪えていたのだろう。
レンタルCDは借りたことがあるのでオイラは同じに思っていた。
チョイと恥をかいたがこれでオイラも少し大人になった。
(大人を通り越して爺ちゃんになってはいるが、、孫もいるし)
帰ろうとしたら若い子連れの主婦がCDをカウンターに出した。
驚いた、本だけでなくCDもあるのだ~!借れるのだ~!
「あのぅ、CDも一緒に借れますか?」
「ハイ、大丈夫ですよ、CDはこちらです」と案内してくれた。
予想通り、クラシック、民謡、雅楽、などがたくさん並んでいる。
洋楽のコーナーの隅になんとブルースが数枚あった(淡屋ノリコではない)ゴスペルもあった。オイラの図書館のイメージが変わった。
といっても利用もせずに勝手に思っていただけだが、、、。
長生きはするものだ(笑い)世間知らずを実感する。
ブルース(2枚入り)とゴスペルも借りて帰る。
「イヤ~ッ図書館てすばらしいですねぇ~」(映画解説者調)
これから、頻繁に通うことになりそうだ。
今までは本はアマゾンで買うか資料は検索していたのだが、、。
オイラに新しい世界がはじまったゼィ(大袈裟なオヤジだこと)
今日も好日、好日。