木工屋CAN(俗楽坊勘介)

福岡赤村
草木染木工CAN工房
JAZZカフェ 風の杜(水休)
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焚き火と外飯

ネコ要らんかね

2011-01-21 20:03:38 | Weblog
朝から何だか調子がイイ、昨晩、酒を控えたからだろう。
で、神仏へのご挨拶を済ませて雑木をとりにいった。
土手の下まで投げ下ろしていたのが残っていたのだ。
軽トラック一台分あった、スイスイ積み込む、今日は快調だ。
戻って、雑木を降ろし、ヤギと鶏に餌を与える。
今日は温かくは無いが、寒くも無い、外で飯を食うことにする。
昨年末から朝食抜きの生活にしてから体調がイイ。
朝食は抜くが、三食きっちりと食べる。
10時半~11時 早昼飯。3時昼飯。7時晩飯の三回である。
テーブルを外にセットして10時半を待つ、待ち長い、腹減った。
じっとしていると寒いので少し着込んで食卓に着く。
メニューは昨晩の残りの、魚の煮付け、里芋と人参の煮物、
白菜と大根のお澄まし(具沢山)、飯大盛り。
今年初めての外飯だ「イヤァー気持ちがいい、最高!」
普通の人が見ればおバカに見えるだろうが、幸い誰も見ない。
もっとゆっくり食べればよいのだが育ちのせいで致し方ない。
食べ終わる直前に電話が鳴った、でると近くの婆ちゃんだ。
「ネコ要らんかね」「ネコは飼われんき要らんばい」
「違う、飾るネコたい」「招き猫かい」
「違う、違う」「押すネコかい」(一輪車のことをネコと呼ぶ)
「違うちゃ、しーろい、ちーさい、あれたい」「いっちょん分からん」
婆ちゃん耳が遠い、電話でも大きな声で話さねばならない。
「ほらぁ、木たい、花瓶にいけようが」「婆ちゃん、猫柳かい」
「そうたい、あんたも鈍いねぇ」「、、、要るばい、貰いに行く」
やれやれ、婆ちゃんにかかるとオイラは鈍い人間にされたぞ。
猫柳を取りに行くと婆ちゃんは蕪とブロッコリーを用意していた。
お返しはうちのお堂にお供えの饅頭とみかんだ、婆ちゃん喜んだ。
久しぶりに花をいける、といっても投げ込みだが、、、。
丁度よい花瓶がないので、時期はずれのガラスに刺した。
お客さんが猫柳を褒めたので残りをあげた、喜んだ。
かくして、今日も好日なり。