土曜日に野外料理の達人たちが集まった。
岡山、山口、長崎、大分佐伯、北九州から、、、。
しこたま飲んで日曜の朝飯のとき鹿の解体の質問があった。
説明している途中で大分佐伯の友達が「そうだ!」と叫ぶ、
立ち上がり車からなにやら持ってきた。
「カンちゃん、これやる」マタギ(猟師)ナイフだ。
自分はもう使うことがないからとのこと。
鹿や猪の解体は体力と気力がいるから引退したのだ。
それに彼はさばく時の臭いと血が苦手らしい。
ありがたくいただいた、嬉しい。
田舎の鍛冶屋が打ったものだろう、
素朴でステキだ、柄には木の皮が残っている。
少し錆びていたので今日砥いだ。
いい鋼だ、よく切れる、無名の優品。
「ありがたい、嬉しい、ツイてる、ラッキー!」
実用的刃物コレクションが一つ増えた、
そして楽しみも一つ増えた。
ウフフだね。
白い柄のナイフはオイラの自作。