手作りワイン(山葡萄)
昨年、手作りワインを仕込みました。
今回手順を簡単に説明します。
①山葡萄を水洗いし、ホコリやゴミを落とします。
②貴腐ワインのように本来の菌もついているので、神経質に洗う必要はないと思います。今回ブドウが熟しておりましたので、特にサッと洗う程度にしました。
③粒を摘んで容器に入れ、つぶします。容器は私は「酵素バケツ」を使用します。
このバケツは野菜を入れておくと「漬物」になってしまいます。干しブドウを入れておくとワインになったり、します。「どぶろく」もこのバケツを利用しております。
④本来はワイン専用の麹を使用しますが、今回はどぶろく用の麹を使用しました。
⑤酵素バケツで寝かします。
温度が高いと酢の味になりますので、ある程度低い温度の場所で寝かします。
⑥発酵期間は時々、臭いや味見してアルコールを確認します。糖度によっても期間は異なります。今回は3週間かかりました。
⑦ある程度発酵が進み、アルコール度があがりましたら搾ります。手ぬぐいで袋を作り、鍋で煮詰め冷やしてから利用しました。
⑧瓶詰めする場合は炭酸ガスが抜け、酸素が入らないようにしてください。専用の道具があります。私はコルク栓に細いホースでループにして中に水を入れております。
⑨あとはいつでも飲めますが、塾生させた方が美味しくなります。山葡萄はどんな高級ワインより美味しくなります。