◆本日のエアメール◆
~シュノンソー城~
ポスクロ115通目を受け取りました。(8/23)
お相手は、フランスに住むクレアさん。
9,644km旅して18日で届きました。消印は8/18だったので実質5日。
アドレスを引き当てた日が8/5でした。
ちょっと大きめの封書で頂きました。
「星の王子様」の切手(額面なし)と「0.01€」切手が9枚、「0.05€」切手が4枚、
「0.10€」切手が2枚(合計0.49€)、16枚も貼ってありました。
こんなデカい封筒に何が入ってるんだー?
上のハガキとADカードが1枚入っていました。
シネマテーク(フィルムアーカイブ)の宣伝らしい。
ロミー・シュナイダー(1938-1982)は、オーストリア・ウィーン出身の女優。
西ドイツ(当時)、フランスの映画界で活躍。
クレアさんは、今春、ロワール地方を自転車旅行したそうです。
「この城は今まで訪れた中で、おそらく最も優美で繊細です。」と。
シュノンソー城はロワール川の支流シェール川に浮かぶように立つ白亜の城です。
城が建てられた16世紀から19世紀に至るまで、城主が代々女性だったことから
「6人の女の城」とも呼ばれています。
最初の女性城主は、当時フランス国王フランソワ1世の財政長官だったトマ・ボイエの妻、
カトリーヌ・ブリソネです。カトリーヌはベネチアの宮殿の図面を元に、シュノンソー城を
ルネッサンス様式に作り変えました。
2代目城主はフランス国王アンリ2世の愛妾だったディアヌ・ド・ポワティエです。
ディアヌは城の造園工事を行い、シェール川に橋を架けました。
3代目城主はアンリ2世の正妻カトリーヌ・ド・メディシスです。
アンリ2世没後、カトリーヌは前城主のディアヌをシュノンソー城から追い出し
城の改築も行い、橋の上に2階構造のギャラリーを建設し、庭園を整えました。
4代目城主はアンリ3世の妻だったルイーズ・ド・ロレーヌです。
5代目からは、王族以外の人物が入居します。当時の知識人であるルイーズ・デュパンです。
6代目城主は資産家のマルグリット・ペルーズです。マルグリットは、ディアヌ時代の姿を
復元するためにシュノンソー城を改築します。しかし、マルグリットは破産。
その後、城の所有者は転々としました。
お城の説明が長かったわね。歴史好きなもんで、ついつい調べちゃったよ。 (;^∀^A
クレアさんは、台湾語が使えるらしく文頭に「夏2022」、文末に「祝 美麗的夏天!」と
結んでくれました。
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