おいちゃんの田舎暮らし日記

定年になって田舎で小さな小屋を作りながら暮らしています

うなぎを食べない

2012-01-18 20:13:00 | 日記
本日は晴れ 暖かくて過ごしやすい日であった
 
 
今朝は早くから消防自動車の音で目を覚ましました、結構近くで火災があり30台近くの消防車が
駆け付け消火したようです、火災は民家で幸い人身は怪我程度だったようでまだ良かったです。
 
かと思えば家の前の道路におばあさんがうずくまっており、お巡りさんにこの方を知りませんか?
と尋ねられましたが知らない人でした。そのうちパトカーなんかも来て大騒動、この寒い中、家に
無事帰る事が出来たのか心配です。
 
 
 
今日、たまたまテレビを見ていたら、いつも山に通う道の途中にある郡上市の美並(みなみ)町を訪ねる
番組をやっていた。
おもしろかったのは、この美並町にある粥川というところは、”うなぎ”を食べないという珍しい
習慣があるらしいです、始めて知りました。
 
 
パワースポットもあるようです!!
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美並町観光協会によると下記のような伝説があると説明されています。
 
うなぎを食べてはいけないということ
 このなんとも珍しい慣習の由来には諸説ありますが、大まかには次のような伝説から来るようです。
「昔瓢ヶ岳には鬼が住んでおり、たびたび粥川の里に下りてきて人々を悩ませていた。
そこで、御門の命により、藤原高光が鬼退治をすることになったが、鬼は変幻自在に行方をくらまし、見つけ出せないので高光は困り果てていた。
すると目の前に一匹のうなぎが現れ道案内をするかのように前を行くのであとを追うと、ついに高光は鬼を見つけだすことができ、持っていた弓矢で見事退治することができた。
その後高光は弓を宮に納め、矢を滝に納めたので、その滝を「矢納ヶ淵」というようになった。」
つまり粥川の人々は自分たちを悩ませていた鬼を退治する手伝いをしたうなぎを神の使いとして崇め、以後食べることを禁止したというのです。
また、人々がうなぎを大切にしていたこともあってか、昭和の半ばまでは粥川にはうなぎが大量に生息し、大正13年には「うなぎの群生地」として国の天然記念物にも指定されています。
過去に病気により大量死したこともあり、現在ではあまりうなぎの姿を見つけることが少なくなってきていますが、美並の昔を伝える資料館『美並ふるさと館』には、粥川のほとりでお釜を洗う女性に無数のうなぎが群がっている写真を見ることができますし、星宮神社の境内にある池ではたくさんの大きなうなぎの姿を見ることができます。
美並町粥川地区 ここは今でも昔の気持ちを忘れず残し続けていく、そんな人たちが暮らす素敵な集落です。
 
 
と紹介されていました。
テレビでは実際地元の人に聞いていましたが、うなぎは食べたことがないと言っていました。
 
この美並には、子宝の湯と言う温泉があって長良川鉄道の駅で降りるとすぐに温泉の入り口となっており
電車に乗ってくるお客さんも結構あるんだとか、そのほか円空のふるさと館とかもあり木彫りで有名です。
 
この町は岐阜県の美濃市を抜けて山間部に差し掛かる集落で、ここはいつも通過して山に行っているので今度はゆっくり訪ねてみたいと思います。