おいちゃんの田舎暮らし日記

定年になって田舎で小さな小屋を作りながら暮らしています

フリード4WDの実力?

2012-01-23 21:51:13 | バイク、車
本日愛知は晴れ
 
 
 
昨日山に行っていた時、小屋まで車で登って行こうとしたがスリップして登って行けなかった。
圧雪した道なら4駆で比較的簡単に登って行くが、このところの気温で下地は固い氷のようで表面はシャーベット状になってタイヤのグリップが効き難いコンディションだった。
 
車は下に駐車して徒歩で小屋まで荷物など運んで行った。
車はフリードスパイク4WDで雪の中に行くのは初めてだったので、雪の坂道を利用して4WDの
簡単なテストをやってみた。(ほんとに4WDになるかどうか?)
 
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この坂道は緩い勾配だがシャーベット状の雪で大変滑り易いのでテストにはもってこいだ。
道を上がって行くと途中でスリップを始める、
 
どのタイヤがスリップしているか見てみると右前のタイヤだ、基本FFなのでこれはまあ普通だ
ところで4WDになってるの?っと右後輪を見ると回転していない、左後輪を見るとスリップ回転している。
一応4駆にはなってるようだがデフの作用でそれぞれ片輪しか回っていない。
 
もう少し場所を変えて同じことをやってみると今度は左前タイヤがスリップ回転、右後ろスリップ回転
だった。
つまり4WDモードにはなっている言う事だが、この程度の坂道でなんとか脱出できないかとブレーキを使って
やってみた、この車のパーキングブレーキはフットブレーキなので、スリップ回転させながら、じわじわと
ブレーキを踏んで4輪にうまく負荷をかけて行けばデフがキャンセルされて片側も回るのではないかと思って
何回もやってみたがやはり4輪とも回転するようにはならなかった。
(なんかうまい方法があったら教えて欲しい)
 
この、ホンダ フリードの4WDはリアルタイム4WDと言って、通常はFFで走っていて前輪の回転に比べて
後輪の回転が落ちるとそれぞれの回転軸に駆動されるポンプの油圧に差ができそのタイミングでクラッチが
つながり後輪にも駆動が伝わるようになっているようだ(ディアルポンプスシテム)。
 
一応4WDの機能は確認できたが、やはり一般の乗用車などの4WDではスタック~の脱出は難しいという事だろう。
フルタイム4WDでは前輪、後輪の間にもう一つデフが設けられていると言う事なのでスタックした時は
場合によっては1輪しか回転しないケースもあるだろう、これならばスタックの時はまだパートタイム4WDの方が
強制的に前輪、後輪を駆動軸に繋げるのでまだましだろう。
 
このような状況の時に使用するならば本格的なクロカンかSUVの車でないと無理なのかなあ~
 
そこでユーザーとしての提案だがこのようにスタックした時のみ、隠れスイッチを入れたら、後輪または
前輪のデフがロックされて強制的にどちらかの2輪が回転するようにしたらかなりの悪路でも脱出できるのでは
無いだろうか。
 
おいちゃんの世代ではやはり4WDと言えばどんな悪路でも走行できるっと言うところに期待してしまう。
 
でもこのホンダの4WDシステムはフルタイムとパートタイムの良いところを併せ持っているようでなかなか良いと思う。