61万円だよ。
日本の実質賃金は1996年から比べると、なんと61万円もマイナス。
これって確実に疲弊してるってことだよね。民が国民が!
なんでこうなった?
日本は「トリクルダウン」という経済政策をとってきました。それは岸田政権になった今も変わりません。アベノミクスもただの「トリクルダウン」で、世界ではもう遺跡のような経済政策を焼き直したにすぎません。
トリクルダウンというのは、富めるものが富めば、貧しいものにも自然に富がこぼれ落ち、経済全体が良くなるという経済理論。
なので、日本でも富裕層優遇の政策をとってきた。
その結果がこれ↓
どういうわけか儲けが多い大企業より中小企業の方が法人税の負担率が高くなっている…
そして…所得が1億円を超えると…なぜか所得税の負担率が下がっていくという…
要するに日本という国は、あるところから取らずに、ないところからむしり取ろうという、江戸時代以前の年貢のような制度になってしまっている。
さらにアベノミクスの場合は、『異次元の金融緩和』とやらで、円安に加え物価は上がり、生活を圧迫している。ウクライナ情勢で、物価高になっている人も多いと思うけど、それは違う。確かにウクライナ情勢はその一因ではあるけど、アベノミクスが根底にあるからこそ、これほどまでの物価高になってしまっているのだ。
これは完全に失政といっていい。
しかし政権とずぶずぶな関係であるマスコミはそんなことは言わない。むしろ物価高は「しょうがない」的な論調すらある。
この物価高から生活を守る一番の解決策は税金を下げること。とりわけ消費するものすべてにかかる消費税を下げることが一番だ。
コロナ渦で世界86か国の国が付加価値税(消費税)の減税に舵を切っている。そしてそれとセットでおこなっているのが富裕層への増税だ。なぜ、世界でできて日本はできないのか?
それは簡単なこと。自民・公明政権をいつまでものさばらしているからだ。
ここを断ち切らなければ、日本の税収不足は変わらない。増税増税で税金をむしり取られるだけだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます