うちのKILIさん17歳の黒猫はこのブログをご覧いただいている方は多分ご存知かと思いますが
かなりの偏食猫です。
主食はカリカリ、でも腎臓食はあまり好きではなく、同じ味が続くのも好きではなく
唯一の好物、かつおぶしを少量まぶすことでなんとか日々を送っているのですが…
そんなKILIが昨日から…ヘンです。
晩酌をたしなむ(!!)私の膝の上に載ってきて、テーブルの上に並んだ皿をヒグヒグと嗅ぎ、
何かに焦点を定めるとズズズズイーっとテーブルを突き進む。
そんな感じで、昨日は天ぷらを、今日はちくわを食べました。
あー! わかった!
こんなに練り物が好きな猫は、アイツしかいない。
真っ白だった、アイツ。
右目がブルーで、左目がゴールドで、猫一倍甘えたで、20歳まで生きて、
人が衰えていくのとまったく一緒で色々なことが少しずつ出来なくなって
最後の日には焼き立ての鯛の身の匂いをひぐひぐ嗅いで
心底悲しそうに「おぉーん」と鳴いて「もう、食べられない」と言った白い猫。
その夜に、くしゅんとくしゃみ一つして本当に穏やかに、眠るように息を引き取った…トロロ。
帰ってきてたんやなぁ?
今はKILIさんなんかなぁ?
心地よさげに眠ってる。。。