新緑の八丁池
新緑の天城路を辿り 天城の瞳と称せられる八丁池を訪ねる・・・・・・・。
関連記事 「新緑の天城越え~天城の瞳に逢いに」
水生地下にクルマを停め、旧天城トンネルを目指して旧道に分け入る。
いつものように 川端康成先生に見送られ、
「伊豆の踊り子」に出逢いそうな趣のあるつづら折れの道を進む。
旧道は至って静かだ。R414を走行するクルマの音は途端に消え、
目にも眩いフレッシュグリーンの新緑と
せせらぎの瀬音が 聴覚的にも心地よい静寂な小径となる。
野鳥の種類も豊富で、清々しいBGMに包まれて歩く。
先行する登山者が、緑の中に吸い込まれていく。
2キロほどの行程で、旧天城トンネルにたどり着く。
ここから、天城縦走路へ上がっていく登山道が付けられている。
その前に、重要文化財の旧天城トンネルの中を散策して行こう。
照明のないトンネル内は、情緒があり ひんやりしている。
トンネル内から 登山口前の広場を眺めるとこんな感じだ。
このままトンネルを進めば、寒天橋を渡って二階滝<だる>へと出られる。
トンネル脇から 天城縦走路へさらに登っていく。
足慣らしには、丁度よい約10分ほどの登り。
旧天城峠に到着する。右に取れば、猫越岳~西伊豆稜線歩道へ。。。。。
八丁池・万三郎岳方面は、左へと折れて進む。
見上げれば、ブナの巨木がようやく新緑を広げ始めたばかり。
新緑のピークは、例年より遅い感じだ。
足元には、ヒコバエの新たな生命が躍動していた!
ブナやヒメシャラの明るい尾根を進み、
山腹を巻くようになだらかな登山道を快適に進む。
途中には、伊豆の名産:わさび田が目を引く。
八丁池が近くなると 登山道はアセビのトンネルとなる。
白く見えるのは雪ではありません。
馬酔木<アセビ>の花です。
対面の山肌を眺めると 反対側もアセビの花が満開の超ピークの見頃!
下を見れば、登山道の石の上をのんびり歩くきれいなコガネムシ!
一段上がった所の展望台。
富士山は霞んで見えなかったが、天城の瞳「八丁池」は 神秘の姿を今日も見せてくれた。
奥には、万三郎岳がきれいに見えている。
八丁池は、最近の研究によると 断層の切れ目にできた池であることが分かってきた!
池の畔を進み、広い休憩ポイント・お昼寝ポイントへと。。。。。
静かだね~~~♪
天然記念物;モリアオガエルの軽やかな鳴き声が響く。
もう数え切れないくらい訪れた八丁池。
貸し切り状態のときは し~~んと静まり返り
野鳥<時には、オオルリの声も♪>のさえずりと、モリアオガエルと
鹿の鳴く声のみ・・・・・・・。
縦走の登山者も余りの気持ちよさに しばしお昼寝タイムだ♪
今回、 湖畔はマメザクラが満開のラッキーデー!!
小さな淡い色の花弁の桜で、慎ましく下を向いて咲くのが特徴。
富士山周辺では、フジザクラとも呼ばれている。
それでは、ぐる~~~り八丁池を眺めてみましょう。
ランチタイムが済むと 縦走の登山者も居なくなり 完全貸切状態。
2時間ほどのお昼寝タイム。。。。。。
自然に包まれて 静寂とはこのことかと改めて実感する。
八丁池よ、さらば。 また来る日まで。
帰路も天城らしい登山道をのんびりと・・・・・・。 ヒメシャラやブナの森が美しい。
新緑のピークだと圧巻のブナの巨木である!
新緑まっさかりには 早いタイミングであったが、実に天城らしい風景の中を歩けたので
満足である。
せせらぎの音が聞こえると ゴールは近い。
ここ天城も 富士山周辺同様、 ひょいと訪れることができる
カモシカの庭なのである。 近いうちにまた訪れることであろう。
新緑のドライブは フレッシュグリーンでね♪
庭になる素敵な場所が多くて、いいですね。
川端康成、伊豆の踊子、天城越えとにくいね。
こちとらは野沢温泉スキーゲレンデでわらび採りと北竜湖。この池はいいね。まだ菜の花が良くラッキー。ゲレンデのタニウツギはまだ咲かず今年は草木が遅いね。
お陰様で、伊豆にも富士山にも箱根にも近くて
日帰り低山には恵まれています。
もしや、カモシカさんの愛車??
子どもの頃はゴールデンウイークの家族行事でしたね。
今年は花も新緑も例年より遅いです。野沢温泉あたりは、これからがいい時期ですね。
1枚の画像で鋭い!
>カモシカさんの愛車
ふふふふふ、、、、、、。