「京都 出会い旅⑨」<クリックで戻る>
仁和寺は 宮廷モード
朝のウォーミングアップを兼ねて、「千代の古道」に寄り道をする。
見事な桜の大木があるとの情報を得て、閃きの寄り道。
朝のうちは青空が広がっていたので、まずまずの条件で観賞できた。
取って返し、仁和寺に向う。
仁和寺は今や世界遺産としての知名度を上げたが、
私には真っ先に吉田兼好・「徒然草」の中に仁和寺の法師の失敗を皮肉交じりに
語っている52段・53段が思い出される。←古典の教科書でお馴染みの段だ。
知恩院の三門、南禅寺の三門とともに京都の三大門とされる二王門。
朱色の「中門」まで長い参道。
中門を抜けて金堂へ。
右手に五重塔を仰ぐ。
左手に「御室桜」!
遅咲きの名所だけに完全につぼみ。満開時は圧巻の眺めだそうです。
←近くまで行って見上げる。
ひと花、開花している桜を見つけた!
<金堂>御所の紫宸殿を移築したもの。瓦葺き
桜と金堂。
金堂から中門を振り返る。
イチロー風の彼。金堂前の千晴ファン。
無理やり桜を写し込んで・・・。
鐘楼 枯れ枝のように見える部分は、満開の桜をイメージしてご覧ください。
御影堂
御室成就山 八十八ヶ所「御山めぐり」の標柱を発見。
2時間ね、今度来た時に歩こう。因みに、5月中旬に歩こう会が催されるようだ。
帰路は左に五重塔を見る。
御室桜の園から五重塔を捉えるが、この日はまだ蕾。
イメージすれば、見えないものも見えてくる・・・・。
受付付近に掲示してあった写真 ↑
御室桜は見た人がみんな「すばらしい!!」と絶賛するそうです。
中門から「二王門」を見る。
だいぶ人も増えてきた。
御殿入口
別名「御室御所」と呼ばれ内裏の建物を移築した寺内は御所の雰囲気が漂う。
この回廊を歩いた感想をひと言で言うなら、 「お寺じゃないみたい!」
「来てよかった!」
仁和寺の御殿、いい雰囲気でスタートです。
雅な館をつなぐ回廊のはじまり。
襖絵も味わいがあります。
十二単の女御が静々と出てきそう!
南庭の白砂も眩く・・・。
白書院。 室内もまさに“壮観”
勅使門。 天皇がお見えになった時だけ開けられる門。
宸殿
宮廷モードで源氏物語の時代へタイムスリップ
宸殿の半蔀の内側も見ることができます。
南庭を挟んで二王門を遠望
白書院 座って南庭を眺める人も多い。
北庭A
北庭B
36m強の五重塔を望む
そこの角から十二単の女御が現れそう・・・。
現れたのは、御室御所・回廊の千晴ファンでした。
書院造の部屋a
書院造の部屋b
天井の造りも見事!
回廊
黒書院A
黒書院B
霊明殿を繋ぐ回廊
霊明殿
霊明殿から黒書院を眺める。
霊明殿から北庭を眺める。
霊明殿内部。
ぐるりと回って、順路を戻ります。
順路を辿り、起点に戻る。
二王門へ向いましょう。
仁和寺の千晴ファン
仁和寺を後に 北野白梅町に向います。
バス停付近にこんなものを見つけました!
↓
大文字駅伝のモニュメント「都大路の風になれ」
バス停と小学校の運動場の間にあり、インパクトのあるモニュメントだ。
カメラを向け、何枚か写真を撮っているとおばあさん達に話しかけられた。
バスを待つおばあさん達二人とたわいもない会話をする。
すぐに来たバスに乗り込むおばあさん達を見送り、
平野神社に向けて歩き始めようと進行方向に身体の向きを変えた。
その時、一眼レフのカメラを持ち、ザックを背負ったGパン姿の人が
こちらに向って歩いてきた。
あっ、その特徴的な姿は!
そう、上賀茂神社で出会い、神馬堂の焼き餅を一緒に食べたYさんだ。
こんなバス停の前で、バッタリするなんて!
「今、平野神社に行って来たところだ」という。
「私はこれから平野神社に向うのだ」と話す。
見所いっぱいの京都の街で、寄寓にも再会することができた。
路上での短い会話のやり取りであったが、互いに旅の充実を期して北と南に
別れた。
山でもそうだが、バッタリというのはなぜか嬉しいものである。
足どりも軽く 平野神社を目指すのであった。
「京都 出会い旅⑪」 に続く。
あれ・あれ~っ~
タイトルからは、美人・若女将を期待していたのに~(笑)
よいではありませんか、あの「何とかコレクション」のように女性が・・・
あ、あかん・・・不謹慎や…(反省)
それはそれは、残念なことを・・・。
次々回はかなり期待してください。
4日目も。
今度の日曜日、「カモシカblog」を見た!
と言ってもどこのお店でも何の割引もありませんのであしからず。