富士山 初冠雪? 9月6日
2021/09/06
静岡県三島市から見た富士山頂の雪化粧(6日6時過ぎ)
9月6日(月)は関東や山梨県では雲が多く、弱い雨が降っていた。
早朝には静岡県、山梨県境にある富士山周辺でも降水があり、山頂付近では雪が降ったものとみられます。
山頂付近がうっすらと白くなり、雪化粧をした富士山の山頂。
早朝の3時から5時頃にかけて、静岡県内を西から東へ雨雲が移動し、
富士山付近でも降水がありました。
富士山頂の今朝6時までの最低気温は-0.7℃で、
ちょうど降水のあった時間帯は気温が氷点下となっていました。
そのため、富士山頂付近では雪が降ったとみられます。
静岡県側は明るくなるにつれて天気が回復し、ふもとから山頂が見えるようになり、うっすらと雪化粧した姿が望めました。
(山梨県側では雲が多く、ふもとでは霧も発生していて、山頂が見られない状況でした。)
もし甲府地方気象台から冠雪の状況が確認された場合は「初冠雪」の発表となり、本日付であれば平年よりも1か月ほど早く、昨年よりも22日早い観測となります。 ↓ ↓ ↓
どういうことかというと、
初冠雪とは、その年の「最高気温日」を観測して以降に、「山の全部または一部が、雪または白色に見える固形降水(雹など)で覆われている状態を下から初めて望観できたとき」を指します。
富士山の初冠雪を「観測、発表するのは甲府地方気象台」です。
たとえば富士山の麓や静岡県側から雪化粧が見えたとしても、
山梨県甲府市にある甲府地方気象台から
富士山の冠雪の様子が見えないときには初冠雪は発表されません!
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