けんけんブログ -guide diary-

国際山岳ガイド近藤謙司の冒険案内記!
“ハイキングからチョモランマまで”

応援して頂いた全ての皆様へ 

2011-05-27 22:16:03 | エベレスト2011

飯田橋留守番隊から、おそらく最後の発信となります。

 

けんけん隊長

Kumiちゃん隊員

モコパパ隊員

カズヤカメラマン

プラチリシェルパ

ダテンリシェルパ(ボビー)

チェパシェルパ

パサンシェルパ

高ちゃん

綾ちゃん

クロちゃん ディレクター

こまっちゃん カメラマン

マイラ コック

ラルタマン コック

アナンタライ

ウッタム

ナタル

アンダワ

キッチンスタッフの皆

ゾッキョ使いスタッフの皆

そして、全てのアシスタントスタッフ

(誰か忘れてたらごめん!!)

 

今、全員がエベレストベースキャンプ 5300mに戻りました。

 

4月11日の日本出発から47日目の今日、全員の無事を確認できました。

 

現地で応援隊に参加してくれたメンバーの皆さん、

隊員のご家族、ご親戚、ご友人

協力、協賛いただいたスポンサーの皆様

ブログにコメントを頂いた応援隊の皆さん

メテオテックラボ 猪熊さん

近ちゃんのマスター、ママ

共同テレビ 水上さん

コスモトレックの皆さん

留守番隊の家族、山仲間

Pray For Japanの義捐金活動をサポートしてくれた世界中の仲間達

そして、静かにブログを見守ってくれた方達(26日のブログ回覧数、延べ6,800回! 回覧者数2600人!)

 

それ以外にも、ここには書ききれない、多くの方のお力添えを頂きました。

全ての皆さんの強い思いも、ベースキャンプに居るメンバーに必ず届いていると思います。

 

飯田橋留守番隊にとっても皆さんの気持ちは、

とても、とても力になりました。本当に支えられていることを実感しました。

到着時の様子等はけんけんからの直接のアップをお待ちいただくということで、

今回は、飯田橋留守番隊から、皆様へのお礼のメッセージとさせて頂きます。

 

3月11日から悲しみに包まれた日本の方に

少しでも明るいニュースとして届いていると嬉しく思います。

 

本当に、本当にありがとうございました!! 


C1まで後30分!!

2011-05-27 17:43:34 | エベレスト2011

速報です。

 

数ターンで心臓がバクバクになる滑走を終えて、

C2を通り過ぎ、さらに、滑って渡るのは不可能な大きなクレパスを2つ超え

そして今目の前には、大斜面が広がっている! はずなのですが・・・。

ガスに巻かれてしまいました。

 

「ここからが楽しみだったのに」という滑走は、ガスの中となってしまいました。

それでも、現在地からC1までは滑れば30分の距離とのことです。

もう、酸素も吸わなくても十分行動が可能です。

 

時間にもまだ余裕があるので、今日、BCに帰るのはほぼ確定となりました!!

後は、ヒドゥンクレパスとアイスフォールの通過を慎重に進めば、安全地帯であるBC到着です。

 

引き続きクールな応援をよろしくお願いします。

 

「Pray for Japan from Everest」義捐活動報告ブログ
http://adventure-guides.blogspot.com/

WOWOWノンフィクションW公式ホームページ
http://blog2.wowow.co.jp/everest/index.html

彩ちゃんが作ってくれたYOUTUBE作品。
http://www.youtube.com/watch?v=R1CMM5Zcle4&feature=youtu.be


C3通過 そして・・・

2011-05-27 14:04:33 | エベレスト2011

飯田橋留守番隊より速報です。

現地時間10時35分(日本時間13時50分)

C3到着の連絡がありました。

 

危険箇所は終えました!!

また、谷底に降りたことで、風も弱まりました。

 

Kumiちゃんとも始めて直接話すことができました。

とても7000m後半にいるとは思えないほど元気で、

みなさんからのコメントの多さを伝えると「急いで降りる!!」と喜んでいましたよ。

 

さて、ここからはけんけん、Kumiちゃんも荷下げに参加しなければいけません。

通常は、シェルパさんに全てをお願いするのですが、

今回は、秘密兵器があるので、シェルパさんと同じペースで下ることができるのです。

 

もうお分かりですね!? そう、ウエスタンクーム大滑降が始まります。

国内のバックカントリーで鍛えた、荷物を背負っての滑走がここで活きます。

 

個人装備と空になった酸素ボンベを2本ずつ担いで、

C1までの滑走開始です!! 羨ましい・・・。

 

早い時間にC1までつけそうなので、天候が崩れない限りは、

今日中にBCに降ります。

 

今晩に本人からの直接ブログアップができるかも?

 

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C4出発します

2011-05-27 11:47:36 | エベレスト2011

飯田橋留守番隊より速報です。

 

準備が整ったので、これから下山を開始します。

 

カズヤ、ダテンリの2人は30分前に下山を開始しています。

カズヤはシェルパと一緒に、荷下げも担当してくれています。

さすがは「ピオレドール」です。体力有り余ってます。

 

慎重に、一歩一歩確実に。


エベレスト登頂後の朝

2011-05-27 09:56:28 | エベレスト2011

世界中の応援隊の皆様 おはようございます。

緊張の1日が過ぎ、今日は放心状態の飯田橋留守番隊より発信しています。

 

現地時間6時15分(日本時間9時30分)

とても元気な声で、けんけんから「おはよーーー」と連絡がありました。

 

7900mでの過酷な夜が開け、隊員にとっては本当に嬉しい朝がやってきました。

酸素を十分吸っての睡眠だったため、隊員は元気を取り戻しました!!

電話の向こうからは、Kumiちゃん、カズヤの元気な声も聞くことができました。

昨晩は、2人とは話せなかったので、声が聞けて本当に嬉しかったです。

 

強風による地吹雪の影響で、顔に軽い凍傷を負っているものの、

体調はとても良く、これから1時間後には下山に向けて出発するとのことです。

引き続き風が強いので、ここからの危険箇所の通過には細心の注意が必要ですが、

エベレスト登頂者3人と最強シェルパなら大丈夫!!

 

今日は、昨日たてたプラン通り、アイスフォール崩壊の危険が無く、

早い時間にC2を通過できれば、一気にBCまで降ります(カズヤは「必ず降りる」と言っています)。

 

C2まで降りれば、酸素ボンベの力を借りる必要がなくなります。

本当の安全地帯まであと1日、または2日。

 

応援してくださっている皆さんへ。

何度でも言いますが、応援本当に有難うございます。

隊員だけでなく、留守番隊もみなさんの応援に助けられています。

しつこくて申し訳ないですが、引き続きの応援よろしくお願いします。

 

BCで待ってくれている隊員へ。

昨晩は心配をお掛けしました。夜遅くまで待機してくれて本当に有難うございました。

カズヤはダテンリと共に、今日中にBCに降りてくる可能性が高いので、準備をお願いします。

 

撮影隊へ

近藤の音声とれましたよ!! 粘った甲斐がありました!

 

猪熊さんへ(近藤より)

あの天空の城ラピュタみたいな積乱雲はなんだよ。聞いてないよ!!

思わず「龍の巣だ・・・」って言っちゃったよ。焼肉おごれよー。