しっぽなのうつうつ

<宇宙(そら)>に魅せられて・・・
お写真、勉強中♪

嵐に身を置いて・・・

2012-12-08 10:11:04 | つぶやき

「嵐」のコンサートは、凄く楽しい・・・、って、
昨日、送別会で同僚が興奮気味に教えてくれました、ははは。


ここで言う嵐は、もちろん天候の嵐!

各地で被害をもたらした低気圧も過ぎ去り、今、薄い雲の間から青空が見えています。
風も止んで穏やかです。

心配していた実家のガラス保護。
立てかけた板は、倒れずに無事でした。
屋根から落ちた雪が抑えになって、がっちりと動かぬ状態になっていました。


昨日は、雪かき覚悟の重装備で出かけたので、そのまま帰るのは勿体ないかな?などと、
日差しも少し出ていて穏やかな空だし、裏山の春光台の様子でも見に行こうと思いつきました。




到着すると、真っ白な山肌。
階段に、人が歩いた跡があります。
この上で、ノルディックスキーを楽しむ人もいるようです。

さて、どうする?
登るか?
冒険写真家の気分を味わうか?


雪景色が、冒険心を誘います(爆)

ちょっと、考えてから意を決して登り始めた。




人が踏んだ跡を頼りに、滑らないよう、一歩一歩確かめるように登ります。
脇に三脚を抱えているのは、言うまでもありません。





中腹まで来ると青空が消えている。雪もチラつき始めた。

そんなに時間は経っていないのに、あっという間に雲が広がっていた。

横を見ると、トンビが!!!

慌てて三脚を立てて、カメラを向けたけど、ピントを合わせる間もなく、
すぐにどこかに飛んで行ってしまった。



空高く飛んで行ったトンビが、風を受けてふわっと浮いた。
え?と思ったら、急に風が強くなって・・・。



山肌の表面の雪が風にあおられ、雪煙となっている。
天気が荒れる、トンビには分かっていたんだ!


でも、ここまで来たのだから、頂上まで行こう。
これが本格的な雪山登山なら、全体やってはいけない決断だろう!
などと、大げさに考えながら、冷たい風と横殴りの雪を受けながら、頂上へアタック(爆)

着くと景色は、雪まみれ。
以前、公園の写真を載せた記事で紹介した「偕行社」が雪のベールの向こうに見えます。




これは、家に帰る途中の道路で、ホワイトアウトに出くわすか?と心配になって来た。
風と雪で目を開けているのが辛い。

写真を撮ろうにも、白一色で液晶画面を覗いても、何が何だか分からない。
諦めて下山することに・・・。



登るより下りる方が怖い。
一度足を取られて滑ったら、腰はおろか、背中や、もしかして頭も撃つかもしれない。
こんなところで気を失ったら、凍死は免れないだろう(苦笑)





麓に着くと猛烈な吹雪。
遭難を免れた「にわか冒険写真家」は、溜息をついて家路についたのでありました。



お粗末様!


帰路・・・、青空が出ていた。
気まぐれな天気に翻弄される、しっぽなです。



・・・で、その夜。
送別会が開かれるお店まで、歩いて行けそうかな?とツインハープを渡ることにした。
雪降る中、また、無謀な挑戦をした。

30分の雪中行軍。その後のビールが旨いに違いない!


ツインハープは、横殴りの雪に耐えていました。




雪の様子・・・分かるかな?







コメント (6)
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