「嵐」のコンサートは、凄く楽しい・・・、って、
昨日、送別会で同僚が興奮気味に教えてくれました、ははは。
ここで言う嵐は、もちろん天候の嵐!
各地で被害をもたらした低気圧も過ぎ去り、今、薄い雲の間から青空が見えています。
風も止んで穏やかです。
心配していた実家のガラス保護。
立てかけた板は、倒れずに無事でした。
屋根から落ちた雪が抑えになって、がっちりと動かぬ状態になっていました。
昨日は、雪かき覚悟の重装備で出かけたので、そのまま帰るのは勿体ないかな?などと、
日差しも少し出ていて穏やかな空だし、裏山の春光台の様子でも見に行こうと思いつきました。
到着すると、真っ白な山肌。
階段に、人が歩いた跡があります。
この上で、ノルディックスキーを楽しむ人もいるようです。
さて、どうする?
登るか?
冒険写真家の気分を味わうか?
雪景色が、冒険心を誘います(爆)
ちょっと、考えてから意を決して登り始めた。
人が踏んだ跡を頼りに、滑らないよう、一歩一歩確かめるように登ります。
脇に三脚を抱えているのは、言うまでもありません。
中腹まで来ると青空が消えている。雪もチラつき始めた。
そんなに時間は経っていないのに、あっという間に雲が広がっていた。
横を見ると、トンビが!!!
慌てて三脚を立てて、カメラを向けたけど、ピントを合わせる間もなく、
すぐにどこかに飛んで行ってしまった。
空高く飛んで行ったトンビが、風を受けてふわっと浮いた。
え?と思ったら、急に風が強くなって・・・。
山肌の表面の雪が風にあおられ、雪煙となっている。
天気が荒れる、トンビには分かっていたんだ!
でも、ここまで来たのだから、頂上まで行こう。
これが本格的な雪山登山なら、全体やってはいけない決断だろう!
などと、大げさに考えながら、冷たい風と横殴りの雪を受けながら、頂上へアタック(爆)
着くと景色は、雪まみれ。
以前、公園の写真を載せた記事で紹介した「偕行社」が雪のベールの向こうに見えます。
これは、家に帰る途中の道路で、ホワイトアウトに出くわすか?と心配になって来た。
風と雪で目を開けているのが辛い。
写真を撮ろうにも、白一色で液晶画面を覗いても、何が何だか分からない。
諦めて下山することに・・・。
登るより下りる方が怖い。
一度足を取られて滑ったら、腰はおろか、背中や、もしかして頭も撃つかもしれない。
こんなところで気を失ったら、凍死は免れないだろう(苦笑)
麓に着くと猛烈な吹雪。
遭難を免れた「にわか冒険写真家」は、溜息をついて家路についたのでありました。
お粗末様!
帰路・・・、青空が出ていた。
気まぐれな天気に翻弄される、しっぽなです。
・・・で、その夜。
送別会が開かれるお店まで、歩いて行けそうかな?とツインハープを渡ることにした。
雪降る中、また、無謀な挑戦をした。
30分の雪中行軍。その後のビールが旨いに違いない!
ツインハープは、横殴りの雪に耐えていました。
雪の様子・・・分かるかな?