しっぽなのうつうつ

<宇宙(そら)>に魅せられて・・・
お写真、勉強中♪

姫の愚かさ。

2012-12-18 22:44:20 | つぶやき

前記事、雪かき姫のお話。

自分がどんな人生を送っているか、どんな価値観を持っているかで、受け止め方は変わるでしょう。

あまりに短く、細かい出来事など表現されておらず、登場人物の心の動きも単純です。

この話が思い浮かんだ時、朝夕の雪かきに呆れて少し疲れていて、自分を哀れに思っていた。
だから、雪かきを頑張っている自分を「姫」などと称して、心を慰めようとしたのだ。

本当に「雪かき姫」が居たならどんな生活だろうか?雪かき姫なのだから、毎日雪かきをするのだろう。

毎日毎日雪かきをしていたら、どんな気持ちになるだろう?
雪の降らない暖かい所に行きたい、と思うのではないだろうか?

でも、雪は不思議な魅力を持っている。
たくさんあり過ぎて困ってしまうこともあるけれど、この白さは心を捉え、引き寄せる。

南の国に行ったなら、帰りたいと思うはず。


あの結末は、自分を慰めるためのもの。
どんなに辛くても、ここが自分の居場所なのだと、心を納得させるため。


でも、雪かき姫は愚かではないだろうか?
自分の人生の可能性が開かれたというのに、元の小さな森の世界に引き籠り、そこに幸せを見出そうとする。

ただ臆病で、変化を受け入れる事の出来ない器の小さな人間。

住みなれた故郷が、自分らしく居られる場所だというのは、錯覚ではないだろうか?

どこだって、その土地、その土地の良さがある。「住めば都」と言うではないか!

自分らしく生きるという事は、場所は関係ない。心の持ちようだ。
知らない世界に足を踏み入れて、新しい発見をして、新しい自分を見つけて、
人生に彩りをつけて行く事が、本当の幸せではないだろうか?


白いままが、必ずしも清らかなわけでは無い!


などと、思ったりもするのです。



ははは、また、自己分析。呆れるね!



今日、仕事を終えて空を見上げたら、三日月が雲間から見えていました。
薄雲が流れていて、おぼろに揺れている月の光。


どこかで、写真を撮れないかな?と思い、近くの公民館の駐車場に車を止めました。

夜の除雪作業を、月が見ていました。











コメント (3)
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