花菜里ランドのスモークツリー
今日から8月、夏真っ盛り♪です。
8月の異称、「葉月」は有名ですが、他にもたくさん名前があるようですね。8月は旧暦では秋なので、夏らしい名前というと、タイトルの「壮月」「草津月」などでしょうか?
草津月は、草の月・・・草花が盛んな月という意味。
壮月の「壮」は、活力に満ち溢れている、勇ましい、という意味があります。
しっぽな地方の夏は、暑さに苦しむ期間は短いですが、全国的に蒸し暑く、夏バテしている方も多いと思います。厳しい暑さの中、心も体も「壮」になって、乗り切ってください!
時々、各月の異称や言葉を紹介していますが、ワタクシが「物知り」という訳ではありません。当然、本からの引用です。その本の中で、見つけた言葉を、今、心で繰り返すようにしています。
「真帆片帆」・・・まほかたほ、です。
真帆は順風のとき、帆をいっぱいに張り、追い風で走ること。
片帆は、横風の時、帆を一方に片寄らせて走ること。
真帆片帆は、それを操作しながら帆走する様子を言います。
これを人生に例えると、逆風の時、風向きの悪い時は、まともに受けず、帆を半分にして受け流す事も一つの知恵。辛い状況に立ったら、心の中で「真帆片帆、真帆片帆・・・。」と呟いて受け流し、逆風が追い風に変わるのを待つのです。もしも誰かにひどい言葉を投げつけられて、ひどい仕打ちを押しつけられても、「真帆片帆、真帆片帆。」と言って、心を落ち着け冷静になれば、その相手が憎いよりも、可哀想になって来るような気がします。そうしたら、人を憎むという醜さで、自分を傷つけてしまう愚かな事はせずに済みます。もちろん、これは、そう出来たら・・・という希望です。全てをさらりと受け流し、全てを許すことなど、凡人のワタクシには出来ません。けれど、「真帆片帆」を呟く事で、穏やかになれる程度のことなら、それは、大したことではない。余計な事で傷ついたり、苦しんだりする必要はないのですから、「真帆片帆」で流して、自分の遠くに追いやればいいのです。
良い言葉を見つけた!どんどん、実践してみよう♪