しっぽなのうつうつ

<宇宙(そら)>に魅せられて・・・
お写真、勉強中♪

第一回旭川北彩都(きたさいと)花火大会

2014-07-06 16:08:44 | つぶやき
昨日。7月5日(土)、旭川で花火大会が開催されました。

夏の花火シーズンの到来です。

今回の花火大会は、今年初めて開催されるもの。
線路の高架化に伴い旭川駅が新しくなって、駅前がずっと工事中だったのですが、
駅前広場が完成して、その記念にイベントがありまして、
イベントはともかく、花火大会は今後、毎年開催されるのでしょう。

だって、第一回って言ってるし・・・。

初めての花火大会なので、どのように打ち上げられるのか、よくわかりません。
打ち上げ場所は分かっても、何処から見るのが綺麗なのか、想像するしかないのです。

会場には、見学スペースが用意されていますが、
屋台が並ぶその向こうに花火が上がるし、近すぎて、私のカメラでは上手く撮れないかもしれません。



私は、出来れば何か、風景を一緒に入れ込みたいので、少し離れた場所を探すことにしました。

花火会場は、旭川駅のすぐ近くですが、そこから少し東に行くと、会場の隣に公園があります。
宮前公園と言って、人や自転車しか通れない神楽橋で、神楽岡公園と繋がっています。

その、神楽橋は忠別川に架かっていて、そこから駅が見えました。



ここからなら、駅を入れ込む事が出来そうです。

そう目論むカメラマンは、もうすでに数人スタンバイしていました。
花火の打ち上げまで、まだ、2時間以上あるのに。

まあ、私も、人の事は言えませんが。

橋の中央あたりに三脚をセットして、暗くなるのを待ちました。

遠くて、花火が小さくなるかな?と思い、レンズは望遠にしていました。
ところが始まってみると、意外と大きく見えてビックリ!



このままでも、大丈夫なような気もしますが、
もう少し高く上がったり、上がる場所がずれれば、せっかくの花火が欠けてしまいそう。

慌ててレンズを標準ズームに変えて、セットし直し!
2時間以上前から居たのに、何やってんの?って感じよ!
レンズ交換している間の花火は当然、写すことも見ることも出来ないのよ!

これだから、素人はダメね!

今までの経験から、アングルは少し引き気味にして、余裕を持った画像にしました。
思いがけず高く上がることがあるので、その対策です。
小さければ、後でトリミング(切り取り)したらいいのですから、細かいアングルはこの際考えない!

こだわりは、駅と川を入れ込むこと。

花火だけでは、私の写真とは言えないの。
「故郷の風景写真」が、、私のテーマなので。

本当に偉そうなことを言っていますが、実は、花火撮影の設定は、自分の中で曖昧です。
ただ、この日は、今まで以上に長時間の露光で試してみようと思っていました。

今までは、5~6秒が多かったかな?

でも、感度や絞りは、イマイチつかめていなくて、行き当たりばったりの、これまたド素人!


まずは、撮ってみて・・・。

その場で液晶画面を見ると、光が滲んで上手く撮れていないように見えてしまう。
だから、長時間露光は、無理なのかな?と、思ってしまいます。

長時間露光のセルフシャッターが、実はドキドキするのです。
どこで、シャッターを閉じるか?
花火の打ち上げ具合を見ながら、自分で判断するのだから、失敗したらすべて自分のせい。

感度を押さえ、絞りも上げて、そして、露出時間を上げてみる。



これは、9秒の露出。迫力にかけます。


その場では、写りはイマイチだと思って、どうしても、シャッターを開き続ける勇気が出ません。

でも、帰ってパソコンで画像を見てみると、意外とちゃんと撮れている。



これは、11秒の露出。
現場で見た感じより、意外と光がはっきり写っていた。


あ~・・・、やってしまった。
やはり、もう少し、露出時間を長くして挑戦すべきだった!

今回、まあまあ気に入った写真は、そのほとんどが、10秒を超える露出のものでした。



これは、露出が13秒。
いい感じに花火が広がっている。

そうか・・・、次回は15秒や20秒を試してみよう。

しかし、長時間露光は厄介なのです。
撮影に10秒かかると、そのデータ読み込みに10秒かかる。
その10秒の間、撮影は出来ない。

その間に、とっても素敵はな花火が上がっても、それは、目で楽しむだけ。
露光時間が長くなればなるほど、撮影のチャンスは減るのです。

カメラが2台あればねぇ・・・。

そして、最大の失敗は最後の最後。



この花火を13秒の露出で、シャッターを閉じた後、
この日、最後の大玉連続打ち上げが行われました。

その間、私のカメラは、データ読み込み中。

でっかい花火を見上げて、
「あ~あ・・・。」と、ため息をついたのでありました。
コメント
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