大雪の影響がまだ残っている札幌です。
突然の大雪で、除雪、排雪の準備が追い付かないようで、特に街中は大渋滞です。
ちょっと空きましたが、先日のお通夜での説法。
備忘録で書き留めておきたいと思いました。
お坊さんが良く話される内容に「縁」というものがあります。
今回もそれでしたが、「縁」は自分から切るものではないと、
そして、縁を広げるのも自分次第ということで、4種類の「自分」があるということを話して下さいました。
1つ目は・・・・自分も知っているし、他人も知っている「自分」
2つ目は・・・・自分は知っているけれど、他人は知らない「自分」
3つ目は・・・・自分は知らないけれど、他人は知っている「自分」
4つ目は・・・・自分も知らないし、他人も知らない「自分」
縁を広げるためには、1つ目の「自分」の領域を広げて行くことが大事だということです。
なんか気になって調べてみたら、「ジョハリの窓」っていうのですね。
勉強不足で知りませんでした。
これはコミュニケーションにおける自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるために提案されたモデルとのことで、
検索すると詳しく説明されたコンテンツがたくさんあります。
4つの自分とは、
※ウィキペディアより。
というように図示できるそうで、
1つ目の、自分も知っていて、他人も知っている「開放の窓」を広げるとは、
まず、2つ目の「秘密」の部分を自己開示することで、他人に自分を知ってもらう。
そして、3つ目の「盲点」の部分である、自分は知らないけれど、他人は知っている「自分」
を広げること。
これは、自分はこうだと思っていることでも、他人からは全く違う目で見られている
または言われている自分を受け入れていくこと。
さらに、「秘密」にしていた自分と、「盲点」であった自分を受け入れていくことで、
4つ目の、自分も知らないし、他人も知らない「自分」、「未知」の部分に気づき、
「公開」された1つ目の部分が広がっていくということです。
自己開示は自分で完結できますが、盲点である自分は他人の存在が必要です。
他人であればだれでも良いというわけではないのは当たり前ですが、
聴き入れる方も素直、謙虚という姿勢が必要ですね。
そして、それが縁を広げて行くということでしょうか。
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