ハーフ通過:1時間32分8秒。
これは北海道マラソンよりも2分以上速いペースだ。スタート時の気温が涼しいことが直接の要因だけど、沿道の声援の力も同じくらい大きい。
しかし、緯度でいうと札幌よりずっと北に位置するドイツ・ベルリン。9月はとっくに秋のはずなんだけど、・・・・この暑さはなんだぁ~!
気温はどんどんあがり、日差しは強くなってくる。25km過ぎくらいから徐々に脚が重くなってきた。
それでも沿道の声援は途切れなく続く。
「今、自分はベルリンのどのあたりを走ってるんだろう。」
なんて考えながらまわりをキョロキョロ。スタート前から何度となく見ていたコースマップ。コースの全体像はイメージしてても、土地勘がないからわからーんのだ。ただただキロ表示で走ってきた距離を確認し、通り過ぎゆく風景と声援を楽しむ。
35kmを過ぎると、街の中心部に帰ってきたことがわかった。再びコースマップが頭のなかに浮かにあがる。
ゴールであるテイーアガルテンも緑が目に飛び込んできた。しかし、ここからが正念場。ポツダム広場を通過して、左手にブランデンブルク門があるのに再び遠ざかる。
マラソンの女神はそう簡単にゴールさせてはくれないらしい。
途中で「南蛮連合」と書かれたランシャツを着た女性ランナーを抜いたが、残り2kmで再び抜かされた。
そう、35kmを過ぎてからは気力との戦いとなっていた。暑いのだ。もう南蛮連合には追いつく気力はなかった。それでも必死に手を振り、脚を前に出した。
40km通過: 2時間56分48秒。
北海道マラソンが3時間2分44秒だから、道マラのコンディションと比較しても、この暑さのなかで後半のハーフで4分近くも速い。サブスリ-は無理だが大幅な自己ベスト更新がかかっていた。その気力だけが体を支えていた。
ウンターデンリンデン通りに出ると、そこから先にブランデンブルク門が見えた。
不思議なことに、気力は一杯一杯なのに心の中では、
「もう終わってしまうんだぁ」と。
シドニーオリンピックでQちゃんが、「楽しい41.195kmでした。」と言った。北海道マラソンでは最後までゴールをイメージして走ることが出来た。身体的には壁があったが、気持ちに壁はなかった。そしてここベルリンでは。
ブランデンブルク門が目の前に迫って来ていた。昨日、観光を兼ねた下見で通った時は、一つの歴史的建造物だった門が、感動のゴールゲートになっていた。もちろん本当のゲートはその先にあるのだが。
ゴールタイム: 3時間10分14秒(グロス)
3時間7分44秒。(ネット)
ゴールゲートを通過するとすぐにカメラマンがいて記念撮影!そしてまたもや黄色のでっかいビニールシートを肩からかけてくれる。寒くはないが、走ったあとの急激な体温低下を防いでくれるし、シート代わりにもなる。ありがたい。(^^♪
ゼッケンについた引換券で水・バナナ・リンゴ・菓子パンが入った袋をもらう。そういえばもう昼だ。どうりで後半腹が減ったわけだ。
そしてもっと驚いたのがもう一枚の引き換え券。ビール券だ。
「マラソン直後にすぐビールかい!\(◎o◎)/!さすがはドイツ。」
着替えを取りに行く途中、そのブースに立ち寄る。周りでは先にゴールしたランナーがうまそうに飲んでいる。500mlはある大きいコップでもらって恐る恐る口をつける。
ノンアルコールビール。
そうだよなぁ、走った直後にアルコールは出さないよなぁ。
でもうまかった。
木陰に座って着替えながらみんなの帰りを待つ。マー君が30分くらい遅れてゴールかなぁと思いながらスタート前に決めた待ち合わせ場所で座っていると、いつの間にかウトウト。
はっとして目が覚める。続々とランナーが帰って来ていて、公園はスタート前の状態。マー君をさがしていると、向こうから見つけてくれた。マー君は3時間50分くらいかかったようだ。まぁ脚の怪我を抱えてよくがんばった。
女性陣2人も4時間56分。5時間17分で帰って来ていた。二人ともスタートは16分もかかったという。やはり暑さは大変だったようだ。それでも沿道の声援に背中を押されたと。(^^♪
初めてのヨーロッパの地でのメガマラソン。
高速コースと言われるベルリンはまったくその通りだった。ほぼフラットで上りと意識して走った区間はほとんどない。
そしてあの声援はランナーを高速の域へ導いてくれるのかもしれない。
何年後になるかわからないが、ぜひまた走ってみたい。
打ち上げはポツダム広場のソニープラザにあるレストランへ行った。40000人も走った後だから予約なしでは無理かなぁと思ったけど、意外や意外、あっさりOK。
疲れて、空腹の胃袋にドイツビールがキュウゥゥゥゥ~としみた。
うまい!
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