坊っちゃん入るべからず・・・南四丁目発by Ken's Channel

北の街札幌。ランと登山と旅日記。
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「北海道山日和」

ドイツ旅日記2009~ベルリンマラソン(ハーフまで)

2009-10-21 07:54:08 | 

薄曇りで涼しい絶好のコンディション。
スタート前のカウントダウンが始まった。5・4・3・・・・
号砲と共にスタートゲート前にあった大量の黄色い風船が空へ舞い上がった。
ゆっくりと歩き出す。意外だったのは、他のランナーが思ったよりあせって前にいこうとしないことだった。
ゲートをくぐって、シューズにつけたチャンピオンチップが、自分のネット記録の計測を始めた。幸いにも約3分ほどのロスでスタートできた。
6月17日通りを西に向かって走る。真正面の戦勝記念塔が徐々に近づき、その大きさが実感できる。塔の一番上には女神が我々の健闘を祈っているように見えた。
そしてその遥か上空にはスタート前に放たれた黄色い風船が。

戦勝記念塔の廻りのロータリーは右まわりでも、左まわりでも構わない。右まわりを選んだ。このロータリー付近では1㎞も走ってないのにそれなりにスピードに乗ることができた。まぁ、前からのスタートだし、道が広いから当たり前。!(^^)!

このながーい直線を走りっ切ってコースは徐々に狭くなる。といってもそれまでが広すぎた。ペースは悪くない、というより速いかな。

5km通過タイム: 21分49秒

もう沿道は応援の人・人・人・・・・・(驚)ホノルルマラソンは朝5時スタートだから、スタート時はそうでもないけど、ベルリンは9時スタート。地元の人や観光客もすでに動き出しているから応援もすごい!
特にデンマークの人達がすごい。ランナーはみんな国旗をあしらったランシャツ。応援は国旗をもってそりゃもう大騒ぎだ。
最初5kmの給水は、かなり手前から神経を使ってきっちり取ろうと狙っていた。いざ給水所が近づいてきて、北海道マラソンみたいに混んでる手前よりは、空いている先のほうで取ろうとしたのが運の尽き。テーブルなんてあっという間になくなった。
ガーン!!!((+_+))
それもコップはなんとプラスチック。薄いやつだからいいんだけど、コースに捨てられたやつは滑る原因になる。踏まないで走るのも大変だ。なんとか手に持ったミズノのセームタオルをスポンジ用のバケツにつっこんで首や太腿を冷やす。
「次はとったるで~」

事前にコース試走なんてできないから通りの名前もわからないし、この先右に曲がるのか、左に曲がるのかもわからない。わかっているのはすれ違いのワンウェイコースだということだけだ。

サプライズが起こった。
15km付近で前方に見覚えのある黄色いシャツ。たまたまこっちの勢いがあったので徐々に追いつくとなんと・・・

「楽走412 札幌」

えっとぉ・・・・しばらく考える。「ここは確かにベルリンだよな?」。そして再びどっひゃ~。こんなところで、しかも同じ北海道から参加していて、偶然て怖い。(^^♪

でも知らない方で、お互い必至?(少なくとも私は・・)だから声は掛けないでおこうと決めた。同じ北海道。きっと帰国してからどこかの大会か、打ち上げで会う機会もあるだろう。おがまんさんやyagiさん、いづみさんに聞けば必ずわかるしね。その時話をするのもきっと楽しい。

楽走さんがたまたまいてくれたおかげで、いい感じで引っ張ってもらった。
(すいません。勝手にペースメーカーにさせてもらいました。)m(__)m
ハーフ手前でペースアップ。自分でも「おおぉ、ペースアップする気力があるじゃん」
と若干の驚き。なんせ、応援の人が切れない。両脇の建物からは音楽かけて、バルコニーで踊って応援してる。沿道ではそこらじゅうでバンド演奏もしてる。へんな空手クラブみたいのが組手みたいなパフォーマンスをしてる。みてるだけで噴き出してしまいそうな光景がコース上延々と続くのだ。疲れを忘れて走ってた。



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