慌ただしい週末がおわりましたぁ。
金曜日、建築家・安藤忠雄氏講演会in北大
立錐の余地もないくらい。よく海外の講演ではみられるのですが、座れない人がステージの周りにも座って聴講する風景。
安藤さんはこういうの大好きなんです。
昨年の講演延期から約1年。多くの方々の協力で無事に終了することができました。
ためになるお話もたくさん
夜はリアリズム絵画の大家 野田先生もきてくださり、ささやかな懇親会。
ざっくばらんな雰囲気で、楽しい時間でした。
土曜日、
野田先生とお客様をのせて、先生の活動拠点でもある、伊達噴火湾文化研究所に行きました。
途中、白老はウエムラ牧場さんでランチ。
研究所では、お弟子さんの案内で施設内を見学。
昨年、芸術の森で拝見した作品も。
その後はちょっと山奥に入ったご自宅＆アトリエに伺いました。
天井の高い玄関ホール。小さい美術館みたいです。
そしてかなり大きなアトリエ空間。
先生の活動の一部を拝見させて頂きました。
そして、日曜日。
お世話になっている室蘭の友人の子供がこの春高校生になったので、そのお祝いを届けに行きました。
その前に、伊達で行われる春一番伊達ハーフマラソン大会へ。
早朝札幌を出発
後部座席にはロードバイク
千歳市街のセブンイレブンでロードバイクに乗り換え美笛峠を目指しました。
スタート時は少し肌寒かったので薄いダウンを着てスタートしましたが、すぐに暑くなりました。
普段は車で走ることの多い、千歳支笏湖線ですが、バイクで走ると感覚は全く違ってかなりきついです。
支笏湖温泉との分岐から国道276号線へ。
向い風でしたが、天気が良く、支笏湖ブルーがきれいでしたね。
樽前山の登山口へ向かう道の分岐付近も、バイクだと結構な坂道。
20数キロしか走ってないのにヘロヘロです。（笑）
樽前山の溶岩ドームがきれいです。
それでも美笛峠を目指します。
車だと問題ない路面の段差や穴、ひび割れも、バイクにとってはとっても危険な存在ですね。
平地でも25kmから30kmくらいでますし、下りだともっとでるので、慣れていないと正直怖いです。
まだ閉鎖中の苔の洞門を左手に見ながらまずは支笏湖トンネル。
このトンネルは右側に広い歩道があったので、ゆっくり歩道を走りました。
トンネル内は暗いし、路側帯も狭く危ないんですねぇ。
よくトンネル内で日本縦断していた方が、トラックに轢かれて亡くなったなんて聞きますし・・・・・
こわごわと最初のトンネルを通過。
次に美笛峠の入り口なる、短めの美笛トンネルを抜け、段々と勾配がきつくなります。
中山峠よりゆるくて楽かなぁと思っていたのは大きな間違いでした。
ギアを一番かるくして、ただただ黙々とこぎます。（笑）
大きなヘアピンの途中の橋で一時休憩。
もう樽前山はかなり遠くに。
冬笛、秋笛、夏笛、春笛橋を通過し、最後の滝笛トンネルへ。
全長約１５００ｍのほぼ一直線の坂道トンネル。
直線だから行きかう車のスピードも速く、かなり危険です。
トンネル入り口でサングラスをはずし、ポケットへ。
これが悲劇の始まりでした。
早く抜けたい一心で出口にむかい、やっと抜けたところが最高点、美笛峠。
下り初めて数百メートル
再びサングラスを使用とポケットに手を入れた瞬間
サングラスはありません。
落としましたね
また上らねば・・・・・・・
嫌な予感もしました。狭い車線に、狭い路側帯。
折角上ってきたトンネルを車に気を付けながらサングラスを探します。
１２００ｍほど戻った反対車線。
ありました
木端みじんこになったサングラス SWANS SOU
3シーズンランニングをサポートをしてくれた相棒の亡骸を拾ってあげました。
そして再びトンネルを引き返しました。
へろへろなってトンネルを出て、ちょっと休憩しようと左ペダルのビンディングを外した瞬間
第二の悲劇。
ふらっと右側に
もちろん右側のビンディングは外れているわけもなく・・・・・・
なすすべなく・・・・車道側へ
とっさに後ろをみると車が
丁寧によけてくれました。
間が悪ければサングラスと同じ運命
いやはや。
そして２ｋｍ先の道の駅でタイムアップ。
改修車（サポートカー）に収容し、今回の峠アタックは終了しました。
事件さえなかったら伊達の近くまでバイクでいけたのに。
また今度アタックです。こわいけど。（笑）
札幌に戻ってこけたときに少し曲がったハンドルを、購入した自転車屋さんがすばやく直して下さいました。
さて、来週末は洞爺湖試走。
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