坊っちゃん入るべからず・・・南四丁目発by Ken's Channel

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「北海道山日和」

ソウル国際マラソン完走記(最終回)

2011-04-08 13:24:34 | マラソン大会

やはり予報通り雨。(誰だ!韓国の天気予報ははずれるって期待させたのは)

ということで、8時スタートのために5時前に起床です。

ウエアは迷うことなくランシャツ。そしてC3fitのパワーアームとゲーター(一応寒さ対策)着用。

朝食はおにぎり2個と味噌汁(マー君差し入れ)

6時にロビーで待ち合せ。みんなカッパ来てるし・・・・

今回はチャリティも兼ねているので、スタート直前まで脱ぎ捨てするつもりのユニク●ジャージを着用です。

地下鉄で移動して、まずは日本事務局用のテントへ。

ソウルは日本人ランナーはAブロックからスタートできるんです。(ありがたやぁ)

しかし、スタートまでまだまだ時間があるし、雨は強くなってくるしで再び地下鉄構内へ。

考える事はみんな一緒。

ランナーでごった返す構内。

バナナとアミノバリューサプリメントを補給。

寒さ対策でワセリンをお腹に塗って、脹脛にも塗って。

スタート30分前。

荷物を預けてテントの下で待機。

雨は弱くならず・・・・

10分前にはスタートブロックへ。


ここまでくればテンションはいやでも上がってくるよねぇ。

そして日本の被災者へ黙祷(ありがたいです)

そして韓国国歌斉唱。みなさん大きな声で歌います。



8:00にエリートクラスが先にスタート。

その約10分後。

始めてのソウル国際マラソンスタートです。

カッパは着たままスタートしました。

予定では5kmから10kmくらいで脱ぎ捨てる予定でしたが・・・・・

さすがにAブロックから出ると、これだけのマンモスマラソンもスムーズです。

でもやっぱり体は動きません。

足裏も痛いし。

寒いし。

鼻水は出るし。

5km通過 21分04秒  まずまずですね。

雨だけど、ソウルの市街地を見ながら気持ちも盛り上げて・・・・

みんなとうまい具合にすれ違いエール交換。

マー君2号はすぐ後ろ。このペースで行ければサブスリ-達成だが・・・・・

くぼっちは見当たらず・・・・きっと虎視眈々とペース調整

運河沿いにコースは入るも寒さは解消しません。体温が上がらない感じ。

こんなに暑がりの私が10km近く走り、土砂降りの雨が降っているわけでもないのにカッパを脱げません。

10km通過  20分43秒

ペースが上がってきました。というより無理やり上げたという方が正確かもしれません。身体が動かない。

運河を折り返して対岸に。

途中仲間反対側の仲間とエール交換。(元気だなぁ)

相変わらず調子があがらず、鼻水と格闘

15km通過 21分11秒

気力を支えているのは、後ろにいるマー君2号です。

再び折り返すようにコースが曲り、東大門方面へ。

そこを越えれば20km、ハーフの通過です。

足裏の痛みは増すばかり。痛みどめを服用しなかったことを更に後悔。

韓国のランナーさんはすでにランパン、ランシャツ姿。

「寒さにつよいなぁ」とうのが印象。KENだって北海道からきてるのですがぁ。

寒いけど給水を取りながら20km、そしてハーフ通過。

20km通過 20分50秒

 

体調の割にはけっしてペースは悪くないのに体が乗ってきません。

しかし沿道からは国境は関係ない声援が聞こえます。

真摯に走らないと・・・・

25km通過 20分51秒

 

途中若い日本人ランナーさんい声をかけられました。背中に「共に生きよう」と。

たしか30㎞だったかなぁ。

嬉しいのですが、何も30㎞まできて苦しくなってきたときでなくても

その前から並走してたのに・・・

30km通過 20分58秒

 

このあたりから急激に体、脚に疲れがでてきます。

走り込み不足の露呈ですね。

それとエネルギー切れです。

やはり前日までと、朝の食事が少なかったか。

もうこうなるとどうにもなりませんね。

ここまでは耐えてこられた痛みが、急激に気力を奪っていきます。

そして35km通過 22分14秒

まだがんばればサブスリ-の可能性はありますが、脚が前にでません。

そしてここまで集中力の低下は、ここまで着ることになったカッパんの存在も否定し始め、

シャムシル大橋で脱ぎ捨てる事に。

これがさらに状態を悪化させました。

急激な体温の低下です。おまけに全身のしびれ。

後ろから「KENさん」とくぼっちがサブスリ-のペースメーカーととも抜いていきます。

それにもついていく余裕がありませんでした。

橋を渡り終わって時計を確認すると、そのペースでは1分以上サブスリ-に足りません。

40km通過 23分08秒

 

30kmからの10kmでわずかな貯金をすべて使い果たしました。

目標は下がりに下がって

「絶対歩かない」

最後の2.195kmは11分24秒 1㎞あたりが5分越えてしまいました。

 

それでもオリンピックスタジアムが見えた時には感無量でした。

マラソンゲートをくぐって、競技場に入ってもいったい何人に抜かれただろう。

 

ゴールタイム  3時間2分24秒。

 

昨年の10月3日に初サブスリ-。それ以降、つくば、別大なんとか維持しましたが、高速コースといわるここソウルで再び3時間台へ。

心身ともにしっかりと準備が出来ていないと厳しい現実を味わいました。

それでも30kmまではなんとか踏ん張ることが出来たのは、昨年の洞爺湖マラソンの時と比べても確実に走力がついていると。

もちろん日々のトレーニングが出来ていての前提ですけど。

悔しいというより、精一杯頑張れたというのが正直な感想です。

ゴール後はマー君2号(私のすぐあとにゴールしました。残念ながらサブスリ-は次回までおあずけ)、くぼっちとガタガタ震えながら着替えました。

くぼっちは予定通り余裕のサブスリ-

そのあとはスタジアムのスタンドで後続を待ちます。

残念ながら一名リタイヤとなりましたが、大事に至らずソウルマラソン終了です。

 

 

ゴール後天気は急速に回復。

 

もちろんゴール後は再び買い物&打ち上げです。

 

ソウルの焼き肉最高です。

初ソウルマラソンは散々でしたが、それ以外は充実の旅となりました。

 

震災に対するソウルの皆さんの暖かい思いは忘れません。

 

 

大分空いてしまいましたが、これでソウル完走記終了です。

こちらも応援宜しくお願いします。

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