先日の北海道新聞。
アンガーマネジメントというのを始めて聞きました。
怒りの感情に振舞わされない生き方を目指す心理トレーニング。
これが目指すことは、「怒らないこと」ではなく、必要なことは怒り、
必要のないことは怒らないようにすることだそうです。
ようは怒りをマネジメントすること。
怒るときに、
・子供のように素直であること。
・いつでも誰に対しても同じように怒り、ルールが明確なこと。
・人のために怒ること。
の3点が重要だそうです。
悪意や計算高く(素直でない)、
人によって怒り方に違いがあり(ルールが不透明)で、
自分の保身などで怒るような人は嫌われるということです。
怒りは自然な感情で、防御本能でもあるので、なくすことは不可能。
問題なのは、
「激高するなど怒りの強度が高い」
「根に持つなどの持続性がある」
「怒りの頻度が高い」
「物を壊すなどの攻撃性がある」
という場合。
そして怒りいうのは第二次感情だそうで、その背景には、
痛い、つらい、苦しい、不安などの第一次感情があることを理解する必要が
あるとのことです。
怒りに対処するには、この第一次感情に目を向けることが大事。
また自分がそのような状態になった時、
6秒ルール。
売り言葉に買い言葉で対処する前に、6秒待つことができると
より良い選択をする機会が巡ってくると言っています。
そのためには言語能力を高めることが大切だとのこと。
読書や映画、新聞などで言葉を増やす。
言語能力が高い人は正確に自分の感情を表現でき、コントロールすることが
得意だそうです。
そういわれると、そうだなぁ思い当たります。
怒ることは、自分のなかにある「こうあるべき」という思いがあるからで、
怒る理由が自分の中にあるということ。
この思いと上手に付き合うと、怒りの感情をコントロールしやすくなるそうですよ。
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