坊っちゃん入るべからず・・・南四丁目発by Ken's Channel

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「北海道山日和」

2011別海町パイロットマラソン・・・スタート~ハーフ

2011-10-06 12:00:00 | マラソン大会

 気温12.1度、南風3.6m(後日確認)の中スタートしました。


トラックを一周してからコースにでるのですが、しんんちゃんも陣取る先頭集団はあっという間に視界から消えていきました。


自分もスタート後はすぐに外に追い出してロードへスムーズに出る事ができました。


顔見知りの高速ランナーさんはどんどん前に行きますが、あせらない、あせないと言い聞かせ1㎞でペース確認。入りの1㎞は4分17秒くらいだったかな。


これで十分。温まってくればほっといてもペースは勝手にあがります。


爆弾を抱えているので、あまりストライドを大きくせず、ひたひたと走るイメージでいきました。


2kmにいくまでの間には、神戸から参加の☆爺さん(じいさんはお若い方です。)に追いつきました。サブスリ-を目標に走っているのは知ってたのでペースを乱してはと思い、静かに前に出たつもりが、後ろから声を掛けてくれました。


お互いエールの交換


すでに前方は第一集団と第二集団ができあがっている感じで、私の周りが第三集団といったところでしょうか。もちろん間にも縦になって選手がいます。

この私たちの集団にはあの前田選手も


思っていたよりスロースタートだなぁと思いましたが、レース後のブログを拝見すると監督指示だったとか。


ペースは4分ちょっとでほぼ指示通り。さすがです


レース時はそうとは知らずに行けるところまで行こうと思いました。


市街を通ってパイロット国道に出ると、予想通り向い風になりました。前田選手を取り囲むように集団が出来上がり、互いに風をけん制しあって走ります。


SWACの会員さんのSさんも、昨年同様つくばの練習の為に参加しており、集団の中で並走。たぶん前田選手のペースメーカー的な思いもあったのでしょう。力のあるランナーさんですからどこかのポイントで前にでるはずです。
昨年は知らずに走っていて、30km付近で抜かされたあとはついていけませんでした。


脚のことは気になっていたので、4分では怖いと思いながらも楽しくなってきました


「行けるとこまでこのままいってやろう。だめになったらそこで終わり」と腹を決めました。


まだまだトップ選手とはいかないまでも、これからの期待の女子選手と並走出来る機会はそうはないし、ステップアップを続ける彼女と、どんどん落ちて行く自分を考えても、同じタイムゾーンを走るのは、これが最初で最後かもしれないと。


風もななめ前方から吹きつけます。


5km通過タイム  20'20"70 (4'04/㎞)


集団を形成するメンバーはほぼ確定した感じで10㎞を目指します


自分も積極的に集団の前に出ました。風は気になりますが、ペースを乱されるほどでもありません。


風よけの作戦をとらなければいけないのは、おそらく国道から入ったところからです。それまではペースを維持しつつ、前田選手が前に出るならついていこうと、時折確認しながら前を走りました。


昨年も集団でハーフ過ぎまでいきましたが、この集団の中にいる感覚がとてもいいんです

前後左右のランナーの呼吸や足音から、その調子を伺ったりしての簿妙な駆け引きというか、レースなんだなぁと思える時間です。まだまだ10㎞程度でその余裕を楽しむ時間でもありますしね。


10km通過タイム  40'35"87  5kmラップ 20'15"17(4'03/㎞) 


10kmを通過したころから左ハムの違和感が始まりました


違和感というとすでにスタート時からはあったのですが、軽い痛みを感じるようになったのです。


「もうきたか」と。


さらにストライドに気を使い、体幹を意識して走る様に心がけました。


しかし、30kmまでは持たないかなぁとも


なるべく遠くまでもってほしい。


12km過ぎでジェルを補給しました。13km過ぎくらいから並走していたSWACのSさんが前に出ました。


「おいおい、ペースメーカーだったんじゃないの


少しずつですが離れていきます。


中西別の街を通過して15km。


15km通過タイム。 1:00'41"91  5kmラップ 20'06"04(4'01/㎞)


あと約2kmで一旦国道から離れます。そして17kmで左折。


予想していた通り完全な向い風です


2km弱の直線ですが、ここはさすがに風邪よけが欲しい。


と思ったところで自分が先頭。10m前に3名ほどがすでに一直線で走っています。


良いか悪いかわからないけれど、少しペースアップして後ろにつきました。


結局ちょっと無理した割には大した効果はなかったので、無駄に脚を使った感じ


直線が終わって右折したとたん、風を受けなくなり再び集団の中へ。


何かに集中しているとハムのことは忘れるのですが、ちょっと落ち着く、とさっきより明らかにひどくなっていくのがわかります。意識すればするほど悪くなりそうなので、なるべく意識をしないようにと走ります。


20km通過タイム。 1:20'51"84  5kmラップ 20'09"93(4'01/㎞)


昨年もそうですが、ハーフまでくると次第に集団もばらけてきます。


周りのランナーさんの前後の入れ替わりが激しくなってきました。私も呼吸はきつくないですが、若干脚に重さを感じてきます。


ハーフでラップは取りませんでしたが、確認したら25分台。


昨年よりも約2分遅いタイムです。


やっぱり理想はネガティブラップで記録更新なんだろうなぁ、と思いながら折り返しに向かって左折しました。


先に折り返したランナーさんと次々にすれ違います。


顔見知りのランナーさんも多く、その中に北極星のO滝さんも。こちらが合図をすると気づいてくれてエールの交換ができました。そして必死にがんばるやーまさんも。


私も集団のまま折り返しへ。


その直前ちょっとしたアクシデント。


あまりに接近にして走っていたせいか、後のランナーさんが接触してきました。いつもならその程度では気にしないのですが、脚のこともあり、またもっと手前でも前田選手に接触したのを見ていましたので、ちょっとむかっと


折り返しは特に気をつかけないといけませんから、スペースをあけるようにとジェスチャーしながら折返しました。

 

・・・・・・・・・・つづく



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