今年も来ました洞爺湖マラソン2009。
天気予報は微妙で雨？くもり？昨年の初出場も雨だった。
俺は晴れ男なんだっ！
なんて威張ってみても、5000人以上も集まってれば雨男も雨女もたくさんいる。
昨年は優雅に前日入りし、ホテルで温泉三昧。今年は例にもれず不景気の洗礼を受け当日移動と相成った。四丁目を朝5時に出発。いつもと違うのは運転手がniko（妻）なのだ。運転からくる疲れはバカにならないのでこれは大いに助かった。（多くのランナーは自分で運転しているので、「贅沢なっ！」と言われるのは百も承知！）
昨年末から初めてひどい喘息にみまわれ冬の間はほとんど練習が出来なく（まぁクロスカントリーで遊んではいたが）、3月、4月も思ったより走れなかった。5月に入ってのＧＷ、気温も上がってきて、体調も安定してきたのか、気力が沸いてきたのである。恥ずかしながらＧＷでなくても1週間でこんなに走ったことがないほど・・・・もっと走っている人はごまんといるが・・・・走った。そしてこれだけ走れば、いつもならまず膝が痛くなる。ところがそれがこないのである。喘息で苦しんだ冬季間、トレーニングのために始めたクロスカントリースキーが良かったのだろうか。
だが調子が良い時ほど落とし穴がある。ＧＷ明けて最初の週末、友人とＬＳＤで２３ｋｍほど走ったのだがその時重度の筋肉痛になってしまった。予定では30ｋｍ以上を走ろうとしてたが途中からＪＲで帰ってきたほどだ。
そして次の日も千歳市内から支笏湖畔へのラン＆スパを予定していた。走らないほうがいいと思っていたのだが、一晩アイシングしたら痛みがひいた。若干違和感があったものの、駄目なら途中でやめればいいと参加した。これが止めをさしたのだ。千歳から支笏湖畔へのサイクリングロードはひたすら上る。身体がなんでもないときでも結構きついコース。約24ｋｍの行程で15ｋｍくらいから脚が重くなり、痛みが急激に襲ってきた。走れなくなった。後半の6ｋｍくらいは殆ど歩き。やっと到着し、温泉にはいるも脚は言うことを聞かず、腫れている。これが本番2週間前。
まずは腫れた脚のケアである。日中はシップをしながらskinsをはき、夜帰れば、ひたすらアイシング。平日はこれをひたすら繰り返し、週末には痛みがひいた。金曜日の夜、様子見で走り出したが、1.5ｋｍ地点で違和感を覚えて引き返す。そしてまたアイシング。翌朝、痛みが引いたので様子見ラン。前夜の不調がうそのような回復だと思ったのも束の間、10ｋｍ走ったところで様子が一変し、激痛が走る。またアイシングである。
明けた月曜日、急遽鍼を打ち、電気治療を行った。軽い肉離れ。本番までを考えると1週間の完全休養となったのである。
移動に話を戻すと、中山峠で友人と待ち合わせてルスツを通り洞爺湖を目指した。洞爺湖なんて（すいません）サミットの騒ぎがなければ、行くことはなかった場所だ。それが昨年参加の前の事前コース下見から数えてすでに4周もしているのである。
うとうとしてるうちに5週目となる今回、その洞爺湖が眼下に見えてきた。
つづく・・・
