第37回 洞爺湖マラソン。
すでにDNSを決めて、今回はサポートと応援にまわることにしました。
そして現地へは予定通り前日入り。
ウィンザーのイタリアンレストランでランチ。
仲間と自転車で洞爺湖一周と、普通のフルマラソンレース前日なある意味ストイックな状態とはかけ離れたリラックスした時間を楽しみました。
夜は夜で、名物の花火大会、湖畔亭でのビンゴゲーム、おいしい夕食にお酒(ちなみにワインを持参しました。)、そして温泉(昨年失速の原因と思われる温泉にたっぷり浸かれることになるとはね。)
そして
2011年5月22日、日曜日。
夜半に雨が降ったようですが、天気予報は雨のち晴れ。
すでに雨は止んでました。
予定通り6時に起床し、朝食前にサポート用のテントを張りにスタート近くへ。
もうかなりのランナーさんがチームメイトや友人たちと場所取りを完了し、テントを設営していました。
私達も予定通りスタート近くの場所をキープし設営開始です。
R.Nutsnoメンバーとも合流し、チーム専用テント張りのお手伝い。
そして7時過ぎ。
テント設営も終了間際でした。
最初にメンバー用テントを設営する予定だったところの後片付けをしている時に放送が
「本日のフルマラソンは・・・・・・・・・10km・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・20km・・・・・・・・・・・・・・・・」
始めはあまり気にもとめなくて、入ってきた放送の内容は断片的でした。
片づけを終わって戻る途中・・・・何やら会場全体が慌ただしいんです。
再び放送に注意していると。
「22km付近でがけ崩れが発生しました。 本日のフルマラソンは20kmでゴールとなります。」
すぐにはぴんときませんでした。
仲間の所にもどり、事態を確認。
やはり今回のフルは20km地点がゴールとなることは変わらない事実でした。
既にDNSを決め、前日の受付でチップを返却した今年の洞爺湖マラソン。
とりあえず朝食を取りにホテルに戻り、用意をチェックアウトを済ませて再びテントへ。
多くのアミノメンバーもテントに集まっていました。
複雑な表情と雰囲気がありました。
それぞれ気持ちを整理していたのでしょう。
当日未明になってこのような事態を収拾し、あらゆるリスクを想定しながらも20kmとした大会事務局の決断は大変だったと思います。
大会が中止にならなかっただけでも感謝しなければいけないのは重々理解出来ます。
しかし、
冬の間もトレーニングを継続し、この洞爺湖に調整してきたメンバーを知っています。
これが初フルマラソンで、不安と期待で一週間ドキドキしながら過ごしたメンバーを知っています。
せめて20kmを楽しんで欲しい。
それだけでした。
そして自分に出来る事は目一杯の応援だけです。
恨めしい程のマラソン日和となった2011年洞爺湖マラソン。
応援の為に持って行った折りたたみ自転車。
車のトランクから出る事はありませんでした。
それでもフルのスタートから10kmレースのほとんどすべてを応援できました。
20kmになっても前を見て真剣にスタート切ったランナーたちの表情が印象的でした。
「やっぱり自分もあの中にいたい」
あらためてそう思うった一日でした。
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R.Nutsのメンバーなっちゃんが年代別6位入賞、アミノメンバーTonyさんも入賞しました。
多くの仲間が自己ベストを走りを見せてくれました。
気持ちを切り替えて、
さぁ次はJAL千歳、サロマだ
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