ハッピーアイル(登山口)~バーナルフォール橋 1.3km
予定どおり4:30に目覚ましが鳴った。
昨夜は興奮していたわけではないが、やはり家族連れが多い宿泊地のせいか、みんな夜遅くまで騒いでいて私にしては珍しく寝たり起きたりを繰り返す夜であった。
夜明けは6時ちょっと前なのでさすがに外は真っ暗。それでもトイレに、洗面を済ませるべく夢夢を連れてレストルームへ行く。不覚にも懐中電灯を忘れたため足元もおぼつかない。加えて熊がいるかもしれないという恐怖感もあった。
事実年間800件以上もの熊被害が起きており、特に車におき忘れた食料を狙って
多くの車両が破壊されているらしい。
さておき、準備を済ませて5時半には出発しようとしたが空にはまだ星がある。早い人は懐中電灯で既に出発しているであろう。なんとかトレイルヘッド(登山口)まで行こうと出発。
6:00。
「ハッピーアイル」と呼ばれる登山口につく頃には空は夜が明け始めた。後ろからも数人のグループがついてくる。
ここからミストトレイルと呼ばれる登山道を歩く。ここヨセミテのトレイルは本当に良く整備されており広くて歩きやすい。
夜が明け始めるとほんとに早い。後ろを振り返ると岩肌が上部から朝日に照らされていく。それに追われるように先を急ぐ。後ろから来た背の高い60代と思われる男性が孫か息子かわからないが、15,6才の少年一人、娘らしき3人を連れて、これまたハーフドームを目指している。
彼は何回も来ているらしく今年はこれで2回目だと言う。ヨセミテは春が一番きれいだよと教えてくれた。彼らとは頂上まで抜きつ抜かれつを繰り返して行くこととなる。
1時間程歩くと「バーナルフォール橋」に到着する。ここからは遠景に「バーナル滝」を見ることが出来る。
春から比べると水量は少なくなっているらしいが、それでも見事な景観を作っている。
ここからミストトレイルとジョンミューアトレイルに分れる。
この二つのルートはこの後登場する「ネバダ滝」の上部で合流していて、ミストトレイルはバーナル滝とネバダ滝を近くに見ることが出来る。名前の由来は水しぶきを浴びるくらい近くを通っているところからミストと言うのだろう。(推測)
距離はジョンミューアより短いが一気に高度を稼ぐため、トレイルは急である。神社の階段をひたすら登るイメージだ。
反対にジョンミューアトレイルは条件は反対で、景観はハーフドームとネバダ滝を遠景に見ながら歩く事が出来る。体力に自信のない人や子供、老人などはこちらがお勧めかもしれない。
話がそれたがこの最初の橋でトイレを済まし先を急ぐ。
To be continue・・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます