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【札幌50峰シリーズ】無意根山 2022【冬】【北海道】【登山】
無意根山は札幌50峰の中でも余市岳に次ぐ標高1464mの高山です。 札幌市内から西に連なる山を眺めると、春は遅くまで山頂に雪をまとい、全長...
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冬の無意根山というより、以前この山に来たのはもういつだったろ?というくらい昔の記憶。
昨年の冬は豊羽鉱山から美比内山、大沼山経由で千尺高地までで、無意根山は時間と距離の 関係で断念したけど、今冬やっと来れました。
前回の山行は徳舜瞥・ホロホロだったけど、早いものでもう1ヶ月前のこと。
というのも、その後祝日にぎっくり腰をやってしまい、山に行きたくても行けない状態で、
先週くらいからやっと普段やっているランニングを再開し、山に行く気持ちになってきたところでした。
ピンポイントで週末に山日和になることは滅多にない中で、土曜にするか日曜日にするかでscw天気予報、
てんくらなどなど、あらゆるソースを検討して日曜日に。
今回も昨年同様に豊羽鉱山からです。
グーグルマップより
豊羽鉱山元山口は道路脇の駐車帯の後ろから林道に上がることが出来ます。
この駐車エリアは上マップのポインタ部分です。
冬季はここから豊羽神社跡への林道は除雪されてないのでいけませんの、この駐車エリアが
実質のスタート地点です。
ちなみに美比内山へ行くには、この道路をさらに上がっていった先となります。
本体の登山口へは写真の道路標識がかくれる寸前くらいの積雪がある雪山を上がります。
夏の登山道は下の写真のように林道に上がってすぐ右側に出てくる斜面の手前をいくのですが、
今回は初めてなので途中まで林道を使います。
しばらく歩くと進行方向(北西)に定山渓天狗岳(定天)が見えてきます。
ここから登山道は右に急カーブして、定天を背中にして登っていきます。
そこらじゅうにウサギの足跡はみられるのですが、この足跡は・・・・大きさがわかりずらいですが
熊さんではありません。(笑)
千尺高地へ向かうトレイルは、ほぼ樹林帯です。
3月に入って気温が上がってきたのでサラサラの雪ではないですが、まだつぼ足で登るには大変なので、
スノーシューです。
ところどころ視界が開けて後方の定天そして札幌50峰の最高峰「余市岳」が。
先行者がのこしたアート!?
標高950mの尾根付近。
これを上がり切ると千尺高地への稜線は目の前。
標高1000m付近。
斜度がゆるくなって、もう千尺高地はすぐそこ。
無事尾根まで上がって振り返ると余市岳方面のパノラマが楽しめます。
この稜線にあがって初めて目指す無意根山が見えてきます。
千尺高地から南西方向には羊蹄山、その右側がニセコ連山、左側に尻別岳が一望できます。
千尺高地からは右手に目指す無意根山をみながら楽しい稜線というか、広い高地を歩きます。
天気予報通り、尾根に上がったくらいから日がしてきて、樹氷が綺麗です。
無意根山までの稜線歩きは、 行きも帰りも最高でした。
長尾山を左手に徐々にルートを南に進むと、標高1250m付近から景色が変わってきます。
無意根山を正面にして歩くころには、1269峰に向かって左側に大きな雪庇がある狭い
尾根があるので、樹林帯よりにルートをとります。
無意根山の語源は、アイヌ語の「ムイネシリ」で「箕のような山」だそうで、
この「箕」をひっくり返したような形からきているそうです。(^^)/納得。
狭い尾根を過ぎると、山頂に向けてまた尾根が広がります。
樹木の頭だけ雪の上に出ている状態で、シュカブラと樹氷が不思議な空間を演出。
標高1400mを超えてくると、山頂まではほぼ平で、その先には再び羊蹄山をはじめとする
パノラマが広がります。
札幌50峰で余市岳に次ぐ2番目の高さの山頂からの景色は、360度の大パノラマで、
この日は暑寒別の山々から夕張山地の山まで見えました。
前回の徳舜瞥山・ホロホロ山同様、今回も山頂でご飯が食べられる天気に恵まれ、
360度の展望を楽しむことができました。
どうしてこの体勢で写真をとるのかわかりませんが・・・・(笑)
帰りはさらに天気が良くなって気温も上がってきたので、樹氷もゆっくり見ながら下山です。
こんな標高までウサギは上がってくるんですね。
白と蒼のコントラストが綺麗で脚がとまります。(笑)
最後は折角もってきたシリボーで。
千尺高地からの往路は時間も早めだったのでなかなか良い雪質を楽しめましたが、
復路は長尾山を過ぎたあたりから、気温が上がってきた影響でかなり重くなってましたね。
下山ルートも日当たりの良いところと悪いところの雪質の差がかなり出てくる時期ですね。
しかし、天候も安定してしてきているし、日も長くなってきているので、山行も余裕が持てました。
思ったより早く下山できたので、小金湯温泉の「まつの湯」さんでゆったり。
やはり北海道での登山に温泉は必須です。(^^)
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