先日も書きました、
我がマレラネ地域事務所管轄の
FarmSchool(小規模学校)の学校統廃合問題。
今日、州政府からお役人さんが来て、
関係する保護者および地域住民に対して、説明会が行われるところでした。
なぜ「でした」かというと‥
いくつかの学校にお役人が来なかったからです。
というのは、順番にお役人が回る予定だったらしいのですが、
保護者側が州政府の提案を拒否して、
まったく話し合いにならなかったからです。
ここで、初めて見た人のために、整理しておくと、
(前回の記事のリンクはこちら)
州政府からの提案
①現在の小規模校を廃校して、一つの大きな学校に統合。
②新たな学校は、全寮制。食費、寮費は、州政府負担。
月に一度の自宅までの送迎がつく。
③新学校は、来年1月より運営開始。
です。
これに対して、予想通り、
保護者や地域住民からは、かなり反発が出ています。
FarmSchoolに子どもを通わせる保護者の大半は、
月500ランド(6千円)で生活している低所得者層。
経済的に貧しいため、
この決定だと、子どもに会いに行くこともできません。
州政府側は、新学校の教員を確保するために、
いくつかの学校の校長に内々に人事を打診。
それにより、学校側(教員側)を味方につけるのに必死になっています。
今日、開催だった会合が当日にドタキャン、延期されたこともあり、
次回開催日は、未定。
来年1月まで残す時間は、3ヶ月になってきました。
予定通り強行するのか、延期するのか、はたまたストライキ突入か。
予断を許さない状況には、変わりありません。